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高校野球被害者の会

高校野球燃え尽き症候群という言葉があるらしい。
アマチュアスポーツで1番注目されるそのスポーツを全うしたことによりその後何も手につかなくなってしまう症状のことを言うらしい。

そういう意味でいくと高校野球というものは光を生むと同時に影も生んでいるのだろう。

大の高校野球ファンの僕は高校野球後の選手の今を追うことも同時に大好きである。
打席に立つや「シャー!」と雄叫び2006年鹿児島工業を初出場でベスト4まで導いた立役者の1人今吉晃一さんは現在では岡山で2児の子を持つ立派なパパだという。
そんな今吉さんの子供たちが将来甲子園のバッターボックスで父と同じように「シャー!」と叫ぶのかなと考えるとそれだけでニヤニヤが止まらなくなる。それだけじゃなく岡山なら創志学園かな?関西かな?とか進学を予想するだけでもう楽しい。

しかし、そんな選手のその後を調べていると時々悲しいニュースを見ることもある。

犯罪だ。

少年野球の時ダビングしたテープを何度も何度も見てフォームを真似しようとしたあの選手や甲子園の一大ムーブメントを作ったあの選手が犯罪を犯していたことを知ったりするのである。

甲子園の後彼らは
・怪我に泣いたのか?
・高校球児以降伸びなかったのか?
・チヤホヤされなくなったことに落胆してしまったのか?
・野球とは関係のないところで何かがあったのか?

など、考えてしまうと枚挙にいとまがないのだが確かにあの大スター達が犯罪を犯してしまったのである。
高校野球の光と闇。
人生においても勝者がいれば敗者がいる。

生きていく上での教訓を教えてくれる。
そこも高校野球の魅力の一つだろう。

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