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今日の嬉しい出来事

今日、家事代行でお伺いしたお宅での出来事。

もう1年以上は通っているお宅です。
ご夫婦で片付けにも挑戦し、私を含め3人で頑張ってお家の中を整えました。

さて、そろそろ巣立ちの頃かな…なんて思いまして。
今日、思い切ってお尋ねしました。

「最近、暮らしやすくなったなと思いませんか?」
その私の問いかけに、お客様は目を輝かせて「そうなんです!」と。

「最近、家にいてもイライラしないし、暮らしててすごく楽なんです!

あ~、こういってもらえる瞬間が仕事をしていて一番嬉しい時だな、って思います。

私は家事代行とはいえ、整理収納アドバイザーでもあり、「片付け」と「日常の清掃」を同時進行で行う結構珍しいタイプ(ではないかと自負しています)。

おそらく皆様には違いがいまいちわからないのではないかと思うので、今一度ご説明申し上げますと、

■家事代行業…お客様から依頼のあった家事をこなす仕事。
■整理収納業…お客様が分からず困っている片付け方法をお教えし、導く仕事。

家事代行の場合、お客様の言葉によってスタッフが考え、動く。
整理収納の場合、アドバイザーの言葉によってお客様が考え、動く。

働きかける矢印の向きが違う、というイメージ。

通常これらの仕事は別個である場合が多いのですが、私は
  ●片付けをしつつ掃除もこなす
  ●掃除をしながら部分的に片付けを行う
これらを同時進行でやった方が絶対に生活はうまくいくと思っています。

ですが、家事代行でお伺いしたお宅に「片付けも一緒にしませんか」とご提案するのは、結構勇気が要るケースもあります。
なぜなら「あなたの家には無駄なものが多いですよ」と言っているようなもの。人によっては「失礼な!」とお怒りになる可能性だってあります。
(でも、絶対に同時に行った方が、お客様も自宅の「無駄なモノ」に気付きやすいですし、家も綺麗になります!)

こちらのお客様はまさに「同時進行」のやり方がうまくハマった方でした。

そして――

私としては喜べばいいのか悲しめばいいのか分かりませんが、
「巣立ち」のご提案もするわけです。

「〇〇様は、おひとりでも十分片付けの方法を理解してくださっています」
「お部屋も隅々までキレイになりましたよね」

「もう、私が毎月お伺いするほどではないかもしれません」

もちろん、「もう来ません」というわけではありませんよ。
「今後は、2~3ヶ月に1度、もしくは気になった時にその都度、ご用命いただくくらいで大丈夫ですよ」という意味です。

正直、私としては毎月お伺いしている方が稼ぎ的にはありがたいんです。
掃除は毎月でもやることがありますし、お客様が「それでも毎月来てほしい」と言ってくだされば喜んでお伺いするつもりです。

でも、本当におうちはきれいになりました。
そして掃除のコツやポイントもきちんとお教えしています。
片付け方、モノの手放し方もレクチャーしています。

「もう、私は必要ないかもしれない」と、自信をもってお伝えできる方です。

正直、こんなことを言う家事代行業者はなかなかいないんじゃないかな💦
(だって、稼ぎ的にはずっとお伺いする方がいいんだもん💦)

でも、お客様が巣立つところを見届けるのは私にとっても誇りなんです。
良い出会いがあったな、と思うし、時間の長短はあれどお客様の成長を見られて本当に嬉しいと思えます。

結局のところ、このお客様とは、「2~3ヶ月(1シーズンに1回)」お伺いして、私が細かいところまでチェックする」というお話で落ち着いたのですが、
「もうおひとりでも十分キレイさを保てますよ」とお伝えした時のお客様の誇らしげな顔を見るのは、私にとっても喜びです。

この仕事をしていて良かったなーと思いました(*´ω`*)

もしサポートのご意思があるなら、お気持ちだけで。別の困っている方へ直接ご寄付ください。私と私の家族は元気なのでnote経由のサポートの必要はありません(*'ω'*)