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「この人と結婚してよかった」と思う瞬間って、結局「家事を手伝ってくれる」とかじゃないんだよね

ほんっとに、これ。
「この人と結婚してよかった」と思うのは、「家事が上手い」とか「子供の世話をしてくれる」とか、そういうのってどうでもいいレベルでして。
むしろ「俺ここ掃除してやったぜ!(褒めてほしい)」とか「料理がおいしいと言わなきゃ次から作ってやらない(威圧的)」みたいなのはNo Thank Youなんですよね。

先日のことなのですが。
実は私、お客様宅で「やらかしてしまった」ことがありました。

良かれと思って、とある家電製品を分解清掃して差し上げたのですが、その部品の取り付けが悪かったらしく、異音がするとのこと。
慌てて再度分解して取り付け直そうとするのですが、何度やっても分解できない!
半泣き状態でお客様にお詫びしたのですが、とにかく直っていない以上は何を言っても言い訳でしかない…。
(家事代行業者あるあるだと思います)

取扱説明書を熟読してみましたが、それでもどうやっても直らない。
かくなる上は、翌朝にでもメーカーに問い合わせて、プロに修理を依頼するしかない…。
もしかしたら私が(なにか変なことをして)破損させてしまっているかもしれない。となれば、家電の買い替えを命じられるかもしれません(当たり前ですが!)。

そんな話を、夜、帰宅直後の主人に打ち明けたのです。

自分の仕事で疲れて帰ってきているところに、嫁が勝手に立ち上げた事業の失敗談なんか聞かされたくなかったでしょう。
そっぽを向きスマホをポチポチしながら私の話を訊いている主人。

しかし、私の目には見えていました。
主人がポチポチしていたスマホは、その家電の修理の仕方が載っているサイト。
話半分に訊いているようでしたが、それは本当に疲れていただけであって、きちんと私のことを考えてくれているのが良く分かりました。

挙句に、しばらく考え込んだ後で、
「俺が行って修理する」
「すぐにお客さんに連絡とってみて」
「夜遅くて申し訳ないけど」
「大丈夫、何とかなる」
「心配するな」

もうね、そう言ってくれただけで本当に泣きそうに嬉しくて。
疲れてる主人にそんなことをさせるわけにもいかないし、そもそも私のミスだし、丁重にお断りしましたが。
そう言ってくれただけで、「大丈夫、自分で何とか出来ると思う!」って変な自信も生まれました。

そういう寄り添う気持ちって言うのがね、夫婦には(ほかの人間関係にも)必要なんだろうなって思うわけです…。

※後日、主人のアドバイス通りに再度作業させてもらって、問題なく修理もできて(壊れてもなくて)、本当にこの人と結婚してよかったと思った次第です。

実際には「主人に愚痴を訊いて貰っただけ」であり、主人がなにか作業をしてくれたわけじゃない。けど、それだけで本当に気が楽になって、自信を持って自分で修理できたわけで。

家事代行でも「寄り添う気持ち」って言うのが大事なんだなと改めて認識した次第です!
今後も可能な限り誰かに寄り添って行こうって思いました!(月並みですが!)



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