働きながら妊婦するの凄すぎ

会社の子が産休に入った。
数年前の私を見ているようだった。

彼女は妊娠初期ひどい悪阻に苦しめられて
ずっと嗚咽、ずっと気持ち悪い
泣くとスッキリするからわざと鉄拳の動画とか見て
大泣きしていたらしい。

毎日午前中お休みをくださいと言って
午後になるも体調はなんら変わらず、
やっぱり休ませて下さい。
と改めて連絡するという日々を2週間くらい続けたのだろうか
午後には明日には良くなっているだろう、で
毎日が過ぎていき
結局何も変わらなかったそうだ。

さすがに現場も来ると思って仕事をとっておいたりしたら
こなくて慌ててやるみたいなのも重なり
周りも疲弊してしまうので
これは一旦休職したほうがいいだろうということで
1ヶ月休職してもらった。

そして復帰した頃にはつわりも落ち着き
普通の生活ができるまでにはなっていた。
本当によかった。

その時点で産休に入るまで後2ヶ月だった。
すぐに手当金について、や、復職に向けてこんな情報を収集するといいということ
妊娠生活残りのマイナートラブルに向けての対処法
保育園事情、復職してからのイメージ
などなんとなく分かってないだろうなということを話た。

本当に何も分かってなくて、何も決まってなくて
どうしたらいいのでしょう、、、
となっていて、あー去年の私もそうだったなぁって思った。
コロナでパパママ教室とかも中止で
妊娠中の情報収集が何もできなかった
仕事もガッツリやっていて残業もしていたし
妊娠してる実感はお腹がどんどん大きくなることで意外感じることはあまりなかった
昼間は慌ただしくしているから夜胎動をしっかり感じると嬉しかったりした。

とにかく、自然に入ってくる情報なんてなくて
自分がどうにかして得ないと得られないのが妊娠出産その後の情報なんだと思った。
でも、あんな忙しい時や精神不安定な時に
能動的に自分で動ける人ってなかなかいない
ただでさえめんどくさいか役所にたくさん足を運んだりとか
貴重な休日を使いたくないし。
でも、それが1番しっかり情報を得る手段だったりする。
もっといいサービスとかあればいいのに。
でもまぁほんとうに十人十色だから、なかなか難しいのかなぁ。

だから、私のこの2年くらいで得た知識を惜しみなく彼女に与え
そうすることで、私も満たされた。

彼女が言っていた
『お母さんたち凄すぎます。この大変な妊娠期間仕事しながら乗り切ってたの、私驚きしかないです』
そうそう、私もおんなじように思ってたわ。

今妊娠してる人、妊娠してるだけで偉いから
それ以上はなにもしなくていいから。
お腹の中の赤ちゃんと自分の気持ちのことだけ考えてね。
そして、しっかり自分に必要な情報や知識は得られる余裕を持って。

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