アメリカ人の主張に驚く

「殺人未遂より薬物所持より刑期が短いのよ!そんなのおかしい!」

最近見てるアマゾンのドキュメンタリーで女性囚人の母が言っていた。
わたしは驚いた。そんな主張ある?
日本人だったらなかなかそんなこと言わないし
犯罪を犯した娘の援護をこんなに全力でする母親もいないかもしれない。
(冤罪ならもちろんまた違うと思う)

わたしは殺人未遂と薬物所持のどっちがどれだけ悪いことなのか
決められる人でもないし、そんな権利もないんだけど
それもこれもどっちもどっちだし、比べることでもなくて
わかるのはどっちも法律を犯したり
人間の倫理に反することをしているから刑に服しているわけで
そういう状況でもしっかり自分の権利を主張できるこの人たちに
驚いたと同時に、少し尊敬したのでした。

どこの国の人とひとまとめにするのも少し違うのかもしれないけど
少なからず国民性ってあるなって思っていて
このドキュメンタリーを見ると
やっぱり私たち日本人は主張がすくないなぁと思います。
それに道からそれたことは恥ずかしいことと思う節もあったり
そういうことははっきり言わずに、オブラートに包んだり
察してみたいな空気を出したり、ちゃんと反省してたり。

でも、ここに出てくる人たちは、薬に手を出しているのは
何かのせいなんだ!って大きい声ではっきり主張していて
こんなわたしってかわいそうよ。
子供といられないなんて、あいつらどうかしてるって
看守の人たちのこと否定して
開いた口がふさがらないとはこのこと。

とにかく、驚いたので久しぶりに文章に残したが
私たち日本人ももう少し自分の優しくたくさん自己主張してもいいのかも
と思ったできごとでした。

まだまだ暑い日が続きます。
体調に気を付けてお過ごしください。

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