『仕事と人生に効く教養としての映画』感想まとめ1 5 伊藤弘了 2021年8月1日 00:17 仕事と人生に効く教養としての映画 amzn.to 2,255円 (2021年08月01日 00:16時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 伊藤弘了『仕事と人生に効く 教養としての映画』(PHP研究所、2021年)出来立てホヤホヤの新著を頂きました。先輩特権ですね、有難うございます。冒頭からいきなりデカデカと「映画を見ることは難しい」宣言、教養主義全開な感じが素敵です。実は300ページ以上あって結構ツカがあります。 pic.twitter.com/E3mRQIUGdG— 日高利泰 (@shigureya) July 29, 2021 ページ数はありますが図版も多く「日本一わかりやすい」はウソじゃなさそうです。まだパラパラと見ただけですが(これから授業なので…スミマセン)、シリーズ化して『教養としてのマンガ』(同じタイトルの新書を橋本さんが既に書かれてますが)とかあると嬉しい!— 日高利泰 (@shigureya) July 29, 2021 早速購入し、少し読みました✨活字が苦手な人も楽しめると思います。私のような素人にも分かりやすいし、映画学を勉強してみたくなる本ですね。私も修論を書きたい気持ちになってきました。ありがとうございます😊 https://t.co/T9Tf2CrCC7— Saya Iijima (@Tsuta_Iijima) July 29, 2021 伊藤弘了さんの本を買った。『仕事と人生に効く教養としての映画』一見ビジネス本の体裁にする事で間口を広げ、軽い気持ちで手に取った人々を小津や溝口の世界に誘い込む、実に志の高い本です。 pic.twitter.com/WbevMrOKnQ— 西尾孔志 (@nishiohiroshi) July 29, 2021 伊藤弘了『仕事と人生に効く教養としての映画』PHP研究所約3年間待ちわびていた一冊!著者は新進気鋭の映画学者で、ツイートやweb記事は切れ味抜群で、ずっと著書を待望していた。昨夜、さっそく期待に胸を膨らませて、一夜で読んだ。期待以上!これは絶対買うべし!(続https://t.co/aEhYcbKMxr— 渡辺祐真(スケザネ)@YouTubeスケザネ図書館 (@yumawata33) July 29, 2021 映画は総合芸術であると言われる。となれば、こちらも総合的な視野を以て鑑賞したくなる。だが、これまで世に溢れていた一般向けの本は、著者は総合的に捉えているのだが、その前提が省かれがちだった。例えば、切り返しショットやカッティングつなぎなどの撮影技法。製作・配給・興行の仕組みなど。— 渡辺祐真(スケザネ)@YouTubeスケザネ図書館 (@yumawata33) July 29, 2021 本書はそういった映画の前提、更に映画史、映画を観る意味から説き起こす。ここが簡潔だし、わかりやすいし、密度が高い。何よりも貴重!続くパートでは、溝口や小津、ヒッチコックといった古典から、是枝裕和、『ボヘミアン・ラプソディ』などの現代まで幅広い題材をとって、鑑賞のコツを伝授。(続— 渡辺祐真(スケザネ)@YouTubeスケザネ図書館 (@yumawata33) July 29, 2021 この鑑賞のコツが真骨頂。何度も鳥肌が立った。例えば、一見何の変哲もない『東京物語』の冒頭ショットを緻密に緻密に鑑賞する。すると、作品全体にまで広がるあっと驚く意味が見えてくる。映画だからこその鑑賞とはこういうものなのか、巨匠とはかくも凄まじいのか。猛烈に映画が観たくなる。(続— 渡辺祐真(スケザネ)@YouTubeスケザネ図書館 (@yumawata33) July 29, 2021 終盤には、ナチス時代の映画をとりあげ、映画の危険性についても、誤魔化さず、臆せず説く。だが、その奥には鑑賞者一人一人への信頼と、伊藤先生の教育者としての矜持も覗く。ラストは、冒頭に書いたツイートの話もありつつ、実践的な映画の感想作成術がある。(タイトルのビジネスは特にここ。)続— 渡辺祐真(スケザネ)@YouTubeスケザネ図書館 (@yumawata33) July 29, 2021 「映画を見ることは難しい。だからこそ、挑戦する価値がある。」が、本書を支え、貫くテーゼ。以上述べたように、平易な言葉(徒な晦渋さは無い!)で、真摯にそのテーゼに向き合ってくれる。その想いに触れられ、少し謙虚に、真剣に、映画に向き合えることこそが本書の大きな意義の一つだろう。(続— 渡辺祐真(スケザネ)@YouTubeスケザネ図書館 (@yumawata33) July 29, 2021 あと本書には数々の映画と映画本が紹介されており、これも嬉しい。映画リストとしても大重宝。色々書いたけど、溝口健二『お遊さま』という作品の冒頭約5分の分析が、マジで映画観変わるから読んでくれ~!映画ならではの技法と嘘と、作中人物の気持ちとが緊密に結びついていることがわかる!鳥肌!— 渡辺祐真(スケザネ)@YouTubeスケザネ図書館 (@yumawata33) July 29, 2021 仕事と人生に効く教養としての映画 amzn.to 2,255円 (2021年08月01日 00:16時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する ダウンロード copy #読書 #映画 #仕事術 #ビジネス書 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート