無意識に「仮面」をつけていたけれど、組織に適合できなかった私
私はたぶん「自己洗脳」がすごいタイプで(思い込みが激しい)、かつ周りに染まりやすいタイプです。
だからこそ、「合うところ」を見つけて生きていくorなけりゃ自分で作っていくしかないんだろうなと思っています。
私が数年いたとある組織では、
「明るく人に好かれること、行動しまくること」が求められていた(と私は解釈した)ので、
その時に「繊細さ」が前面に出るとよくないなぁー(人に気を遣わせてしまう)と思い、
外側では見せないように見せないようにしてきました。
これは、介護士の頃からずっとやっていたと思うのですが、その「仮面」が強化されたのがこの時期です。
目的があれば、私ができることなら自分を変えるのは容易いのかもしれません。できないことはできないですけどね。
お酒もめちゃくちゃ飲んでいました。
そのほうが男性にはウケるんですね…(笑)
上の人にもノリがよいほうが気に入られるから、とりあえず飲むことはできるかーと思いまして、飲んでいました。
飲みに誘われたり、誘いやすくなるのはよいことだと思っていました。
無意識に適合させるために、多少の無理をしまくっていたんだと思います。もちろん気づいていないし、よかれと思ってやっていたわけですけど。
めちゃくちゃ仮面つけてたやんかーと思います(笑)
でも本当はちょっとした相手の言動が気になるし、相手の気持ちを気にするし、空気は読むし、そういうことで悩みがいっぱいになっていました。自分のこと+周りのことで悩むという2重の苦しみを持ちながらも、
それをなかったことのように外では振る舞って(プライドが高いので、恥ずかしいところをみせたくないという思いで)いました。
今思えば、相当な無理をしていたわけです。
0-100思考だったので、気になればいくらでも気になっちゃうので、自分で押さえ込んでいたわけです。0に…
「ないよーーそんなこと考えちゃダメだよー」って自己洗脳していました(笑)
外交的な人とばかり関わっていたので、わりと周りはあっけらかんとしてるわけです。(同じように仮面つけている人もいたかもしれませんが)
馴染めないなぁーと思っていました。
3年いたけれど、人が入れ替わってもずーっと馴染めないと思っていました(笑)
物事の捉え方をポジティブにすることをよしとし、ネガティブなことを言ってはいけない雰囲気もありまして
(明確に強制されているわけでもないけれど、私の中で自分ルールみたいになっていました)
どうしてもネガティブな気持ちがでてくるので(笑)よく1人で泣いていました。
泣く=ストレス発散だったと思いますし、
頻繁に泣いていたなと思うと…地獄みたいな生活してたやんーと思います。
細かいことが元々気にならない気質の人もいるわけで、そういう人の空気の読まなさを受け入れないといけないのも内心嫌だったし
(嫌と心の中でも思えなかったのがやばいです。心の狭い私めと自己否定になっていたんでした)
営業的なロールプレイをしたら、繊細な私からしたらほんと無理なんやけどみたいなことをしている人がいるわけです。
それを正直にフィードバックしたら「もっとポジティブなフィードバックをしてあげて」と逆に注意をされるというかんじで、納得いかなかったことがありました。
あなた方は、ポジティブに見過ぎやし、もっと人の気持ちを考えてくれ
仲良しこよしで馴れ合っていてもしゃあないやろう…という怒りが湧きそうになったけれど、
そんなこと思う私は…人に厳しすぎるんだろうかと悩んでいました。
というか、細かいことを気にしたら嫌がられるので、ふわふわと人の承認欲求を満たすために良いところだけみて褒めてたらよいのか…それって本当の優しさなのか?必要なことは言うことも優しさじゃないのか?いや、人によるのか…でも社交辞令も入れていかないと組織では嫌われるのか
とごちゃごちゃ考えていました。
なんかあると脳内でずーっと、いろんな考えがでてきて、結局「まぁ、この場ではNGなことは言わない方がよいんですね。しゃあないか」とおさめていました。
あまり細かいことを考えると、「めんどくさいやつ」と思われるような場所だったので(笑)
学校と同じだなと思いました。(だから合わなかったんです)
理屈屋は嫌われるんですよ…
体育会系です(笑)
どんな気質でも一長一短あるわけで、当時は「繊細さ」はNGと自分の中で決めつけていたし、
「考えすぎ」もNGだと思っていたのですが、そのおかげで辞めれましたから、よかったんです。
大きな組織にいると、考える力を奪われるような一面があります。それも気づかないんです。
そこで重宝される人(例えば優秀な会社員)ほど上からの指示待ちになって、
自分で考えて全然動けないことをコロナで知って怖いなぁーと思いました。
そういう人は組織向きなんだと思うんですが、そこで目指すことは一応起業だったので(私が所属していたところは起業塾といわれていた)
なんかやってることって会社と同じじゃないかな…と気づいたのでした。ちょっと違うかもとようやく気づいたわけです。
形が違うし、言ってることと実態が違うやんって…思ってはいけないことを思ってしまいました(笑)
私自身が良くも悪くも染まりやすい、極端なタイプで繊細さを隠して、その場所ではよいとされる「仮面」を被ってやっていたけれど、
その結果、上手くはいかないし(笑)体調は崩すし、
繊細さの長所に気付けずに意識して活かせてはいなくて、自己否定の材料になっていたというかんじでした。
なかったことにする=私の長所もなくなるということ
「仮面」をつけたとしてもやっぱり自然体の人には勝てないですしね。
その組織を辞めてからしばらくは、裏切ったような気持ちと限界だったからこのタイミングでよかったんだという気持ちと半々くらいありました。(会社辞める時と同じ感覚)
その時にやりたいことをやろうと思って、占星術や脳科学を教えてくれる先生に出会い、すがりつくようにすぐ申し込みました(笑)
セッションの中で前にいた起業塾の話をした際、
先生が一言「それは『合わなかったんですね』」と言われ、拍子抜けしました。
その一言でいいんだ…
いろいろぐちゃぐちゃ考えていたけれど、
「合わなかった」で許されるんだ…と思ったのでした。
どうしても会社でも組織でも、そこの中でよくありたい自分がいて、それに適合しようとして、「仮面」を作ってまで合わせようとするんだけれど、
無理がたたって、結局自分にダメージがくるのがいつものパターンでした。
私がいた組織の名目的には「誰でも努力すれば結果を出せる!」というかんじだったんですが(だいたいどこもそうでしょう?)
一部の適合できる人(自然体で合う人)だけが辿り着けるところなんですね。
適合させようとしてできるものかどうかは、その人の気質に関わるんだろうなと経験上感じています。
メッセージとしては「努力して」が入るので、長く所属できる人ほど良い人で、所属して修行してる自分が好き(筋トレ好きな人と同じ心理)な人が多い…ような気がします。
自己承認できているならよいほうで、仲間に認めてもらうことで承認欲求を満たせるようになっていてそれが快感になりがちなのも特徴です。
人が良い=組織にとって都合が良い(従順)なので、そういう人が夢を見続けられるような仕組みを作るのが上手いんだろうなと思います。
ある意味、私の好きなNARUTOの「無限月読」の世界なんですよ…
だからなかなか抜けれないし、抜ける時は痛みが伴うかんじです(笑)どっぷりハマっている人ほど痛いわけです。
人として良い人多かったですしね。
「楽して儲ける」みたいなメッセージを出さないから、そういうメッセージが好きな人は来ないし、
来たらすぐ辞めるようになっているわけです!それも上手いなと思います。私もそういうのだったらいかないんでね。
でも、成り立っているということは需要があるってことかなという結論を自分の中で出してはいます。
無限月読の中に行きたい欲ってあると思うんですよ…その人の心理を上手くついたアトラクションってかんじです。
実際に私は、NARUTO連載時に「月の眼計画」を聞いた時に、「え、めっちゃよくない?それでよくない?なにがよくないんかな…」と本気で思っていた子どもです(笑)
勝手にどうにかよくしてくれるならそれでよいやんっていう怠け心というんですかね、
ありますよね?
上の人のいうことを聞いて、それ通りにやっていけば、いつか起業できて夢が叶えられる…それならよいやんーってなりますよね?
依存心ですよ…
私にはそれがあったと思います。
思いますじゃなくて、今もあります!
•それ通りにやることの難しさ(心がNG出すことが多かった)
•気質によって合う合わないがあること
は教えてはくれません。わざわざいうことにメリットはないし、人によって感じることは違いますからね。
正解はないんですよ。
こんなこと思ったとしても言ったらダメなんで(笑)思わないようにしないといけないのが、組織なんですよ…
組織はいろいろあれど、世の中の組織ってそんなかんじなんちゃうかなと私は考えています。
そんでもって、私は組織に合わないんですよね(笑)
偽りすぎて適合しようとするけれど、
31歳で組織に合わない人間だ…
と確定したわけです。
人間関係がどうとかでもないんです。頑張ってコミュ力つけたのに、そこじゃなかったんです(笑)
例えば、よくも悪くも「言われたことだけをやればいい」ができないんですよ…
いつも、「いらんことやっちゃったかもしれない」「やりすぎとか言われるかもしれない」と無駄に悩むんです…(笑)
派遣で仕事していた時に、良かれと思ってやらなくてよいことまでしてしまう自分に気づいたのでした。「もっとこうしたほうがよいかもしれないです」と意見まで言ってしまう自分にびくびくしていました。(でもそれが私なんです)
お節介なんだし、人によってはいらない意見かもしれないですからね。
年々我だけ強くなってしまったんです。
別に評価が上がるとか上がらないとか関係なくて、気づいたら動きたくなるそんなかんじ。
だから細かいことを気にせず(受け流して)、上手く使ってくれるところじゃないと働けないんです。
相性だなと思っています。
「他の人はここまでしかやってないから、あなたもここまでだけやってね(やりすぎはよくないよ)」
と言われるようなところだったら、私は辞めてるなといつも思いながら働いています。きっちり決められるのも嫌なんですよね。
結局は、合うところを探すorなけりゃ自分で作るが手っ取り早いんじゃないかなと思うんですよね。
適合するために、自分を偽るのはしんどいのでおすすめしません。
なんかしんどいなと思っているのであれば、私と同じように無意識にやっているかもしれません。
偽っていないか?無理していないか?立ち止まることも大事だと思います。