データが語る幸福になる行動
読んだ。
俺はこの手のデータで答えを出すというのが好きだし、幸福を求める話を好きである。本しゃぶりでも似たようなネタは何度も取り上げている。
なので本書も楽しく読んだ。似たような本を色々読んでいるので、知っている話も多いが、時間を空けて読めば適度に復習となって悪くない。改めて「実践するか」と思い直したりしている。
自分でも繰り返し記事を書き、それなりに実践する程度には幸福研究オタクなわけだが、一つ不都合な真実がある。研究からは幸福度が高いとされる行為・人生を積極的に避けているということだ。人付き合い、である。
本書では幸福につながる行動が何かを紹介している。これはサセックス大学経済学部の上級専任講師ジョージ・マッケロンとロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの教授スサーナ・モウラートによるマッピネスという調査で判明したものだ。アプリを入れた被験者にランダムなタイミングで、今何をしているかと、その時の幸福度を答えて貰う。これによって行為と幸福度の相関を調べたのだ。
本書によれば、幸福度上位の結果は以下である。
ここから先は
723字
この記事のみ
¥
100
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
この記事が参加している募集
人に対し何かをしてあげるという事は、全て「見返り」を期待しての行為だ。noteのサポートは文章を読むための「見返り」である。