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俺が書いたことにしたい本

読んだ。

マジで読んでいてこんな感想を抱いた。まとめるとツイートの通りとなるが、もう少し詳しく説明していこう。

本書の主張はシンプルである。

自由に生きるためには、人生の土台を合理的に設計せよ

ここでいう人生の土台とは「金融資本」「人的資本」「社会資本」の3つである。要するに資産と稼ぎと人間関係だ。これについては既に本しゃぶりでも取り上げているので詳しくは語らない。

いかに効率よく3つの資本を獲得するか、それが重要というわけだ。これらの資本が揃っていれば幸せと決まるわけではない。だが、あるに越したことはないし、どれも無ければ悲惨な状態であるのは確かである。だから「土台」として提示されているわけだ。

ところがここで一つ問題がある。それは人が費やせるリソースは有限で、必ずトレードオフが生じることだ。トレードオフで分かりやすいのは金である。人的資本を作るための勉強に金を使ったら、その分だけ社会資本の維持に必要な交際費に使える分が減ってしまう。あちらを立てればこちらが立たず。

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