副葬品の無断撤去

読んだ。

これ、斎場側が返却せずにしれっと廃棄までしてくれていれば、無断撤去は故人・遺族・斎場の三方良しになっていたのではないだろうか。

副葬品のOK/NG

火葬の副葬品としてOKのものとNGのものがある。OKなものは、基本的に燃えやすいものである。ざっと調べた感じだと以下がある。

  • 手紙

  • 天然素材の燃えやすい服

  • 故人の写真

  • (厚み的な意味で) 薄い本 

基本的には簡単に燃やすことができ、安全で法律に反しないものを入れることができる。

一方でその逆はNGだ。

  • 眼鏡

  • 腕時計

  • 指輪

  • ビニール製

  • プラスチック製

  • 水分の多いもの

  • 危険物

  • 紙幣

  • 生きている人も写っている写真

紙幣がNGなのは、紙幣を燃やすことは法律で禁止されているからである。地域によっては10円玉を入れて、それをお守りにする風習があるらしい。もしそれをやりたい人はスタッフに確認をとるべきとのこと。

生きている人も写っている写真がNGなのは、「写っている人を一緒にあの世へ連れて行ってしまう」と言われているかららしい。そういうことを言われると、雑誌や新聞を生ゴミと一緒に捨てるとどうなるのか気になる。もちろん本来はリサイクルに出すべきだが。

このように副葬品として入れていいものとダメなものがある。しかしダメな理由があるからといって断った場合、遺族の気持ちはどうなるのだろうか。

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