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あまり悩みを人に言わないタイプ

朝日新聞ポッドキャストを聞いていると、よく「悩みを言えない中年男性」というネタが出てくる。俺も悩みをあまり人に言わないタイプなので、今日はこれについて考えてみたい。

俺は問題解決の見込みがある場合には、相談したり助けを求めることがある。たとえばフランスで電車に乗る際、切符の打刻機が見つからず困ったとき、駅の清掃員に尋ねて問題を解決した経験がある。このように解決策が見つかりそうな場合は、言葉が通じなくても助けを求めることがある。なお、打刻は不要だと言われた。

このように必要に応じて助けを求めることはあるが、頻度は少ないと感じている。他人がどの程度悩みを共有しているのかは分からないので、あくまでも主観的な見解だが、なぜ俺は悩みを人に話すことが少ないのだろうか。

まず、可能な限り悩まないよう心がけているからだと思う。悩むことで問題解決に近づく場合は悩むが、対処不可能な問題に悩んでも意味がない。例えば自然現象はその一例で、「なぜ冬は寒いのか」と悩んでも、俺にはどうすることもできない。厚着をするか、室内にいるしかなく、悩んでも時間の無駄だ。こういうのは問題ではなく前提として受け入れる。

さらに、「今考えても無駄だ」と感じることも多い。例えば休日に「明日は上司に納期遅延を伝えなければならない」と思い悩むことがあるかもしれない。そんな時、俺は次のように考える。

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