夢か現実かわからない話

今日は母と1時間半の長電話をした。
過去の記憶は時間が曖昧になっている母だが、日曜日に弟が子供を連れて来て一緒に公園に行ったのが楽しかったらしい。
そのあと車に乗って帰るとき(本当は施設のすぐ近くだから徒歩なのだけれど)、妹の義実家があったから訪問したと。(義実家は遠方なのでそんなわけはない。)お義母さんに歓迎され、子供を置いて帰ってきたらしい。(妹の子じゃないからその人の孫でもない。)
「夢よね?」って言ったら、「そうよねー。でも夢かどうかわからない。」と言う。はっきりと記憶がある、と思うらしい。

夢か現実かわからない

記憶の彼方にあるものが、夢か現実か…と思うことが稀にあるが、母はいつも夢の中にいるということなのだろうと思う。モヤモヤっとした記憶と思考力。だけど私も夢の中で「これは夢だわ」とは思わないし、おかしなことが起こっても受け入れている。目が覚めて、「そんなことはありえない」から夢だとはっきりわかるだけ。

妄想?

何日か前に、男友達と待ち合わせをして映画を見に行った話をしていた。毎日電話をしていて、そんな話は聞いたことがないから、かなり前の話か、そうでなければ妄想だろう。いやこれも、夢なのかもしれない。
昔ドラマで、現実では独身で寝たきりの女性が、夢の中では家族を持って幸せに暮らしているから、ずっと夢を見ていられるように昏睡状態にしてほしいと依頼し、認められて無事昏睡するという話があった。
いい夢を見て、それを本当の記憶として幸せな気持ちになってくれるならいいな。

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