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本と三線と石垣島      ✴︎〜11人の小学校体験記〜

福木に月桃、藍にガジュマル、ハイビスカス🌺にブーゲンビリア、、

八重山にある植物を使って、絹糸を染めて織物をしている深石さん。吉原小から程近い場所にある
【からん工房】

紅型やミンサー織り、色んな織物の技術を得て、独自の技法で織られらるのは、【川平織】。
計算され尽くした複雑な模様と繊細さが、
とても美しくて、研究と実験と自然を愛する深石さんだからこそ作り出せる技。

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“”織物をしようと思ったら、1年はかかる“”

と言われて、納得をした。他の観光者向けの織物体験なら、コースターとか、タペストリーとか     3ー6時間でできるものはあるけど、子供のお母さんも働いているし、厳しそうだけど、深石さんから学びたいと思って草木染めを教えてもらうことにした。

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深石さんと何を染めたいか、何色にするか、どんなイメージにするか、ざっと話をして、

“スケッチをしてきてください。そして、染めたい材料を取ってきて、染液を作ってきてください”

圧力保温鍋をかしていただいて、自分で染料をつくる、、作るの初めてだけど、、材料はどうしよう!? まさに、体験実習。

考えた結果、福木とガジュマルに決めた。   福木は黄色っぽく、ガジュマルはピンクっぽく色が出るらしく、木の皮がよく色が出て、葉っぱでも良いらしい。

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ガジュマルは、大家さんに聞いてみると、うちにあるから木を切ってあげる。と言ってくださった。木の皮は、つるんと剥けて、瑞々しい。

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木のお面も作れそう👺⬇️

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ガジュマルはけっこうどこにでも植っているんだけど、福木の木は防風林として、各家庭に学校に、植樹されているもので勝手に取るわけにいかず、いろんな人に聞いてまわって、八重山民謡を習ってる先生のお宅の福木をいただけることになった。⬇️

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滞在場所と八重山民謡の思い出を染めに留める。色濃い記憶を残そう。

ミンサー織のように、“いつの世までもあなたといれますように”                 そんなことを思いながら織物をしていた時代。 

この真っ白な絹の布は、はたしてどのように染まるだろうか。。

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✴︎イメージ✴︎                 東から太陽が上がり、西にしずんでいく。   夕陽が空をピンクに染めていく、、

そんなイメージでスケッチをしました。

さぁ、どうでてくるか、、つづく。

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