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自分を否定しない〔自己受容〕練習note

自分のせいだと思い込む理由

人は理不尽な目に遭った時、自分のせいだと思い込むことで感情を安定させようとする人間の心理が働きます。

「希望」と「現実」との間に開きが生まれているから苦しいと感じ、開きを埋められないほど苦しみを抱えることになります。

開きを埋めることができ、解決することができれば苦しみからも解放され、自分を否定せずに済みますが、開きを埋めるための苦しみには、自分で解決出来ることと、出来ないことがあります。

理不尽なことが次々と起こり、埋められない開きによる解決できない苦しみをたくさん抱えている私は、少しでも穏やかにいられ、苦しみを減らす方法は何なのか、ずっと悩み続けています。
そのために出来ることを、絶望感に飲み込まれないよう、これからも考えていくのが大切なことなんだと思っています。


自分を否定してしまう私が出来るだけ自分を否定しないよう練習している方法


1.弱さを受け容れる

私は弱いです。
娘の障害は母親の私にとっても、いつも不安で、辛く、苦しく、悲しくて、寂しい。
いつも「誰か助けて」と思ってしまうし、誰か優しい人に支えて欲しいし寄りかかりたくなる。
子どもみたいに涙を流しては泣いて、
ひとりでは無理だよ、怖いよと、
誰か助けて、そばにいて、さみしいよ。
と毎日思ってしまいます。

人間はどうしても感情が先にきてしまうし、本当に誰かが助けに来てくれる人がいない私は孤独感にも苛まれます。

ただ、この弱さは、自分の至らなさに原因があるのではない弱さなんだと思います。


「自分の力では変えられないどうにもならないこと」
それが娘の障害であり、私に毎日降りかかる、自分の力ではどうにもならないことです。

表面的でなく自分の状況を理解することは精神を安定させるのに役立ちます。

2.変えられることは変える努力をしてみる

私はそれでも、変えられるところがあるのなら変えようと、どんなに苦しい毎日でも、いつも必死に考え、娘の障害と向き合い試行錯誤してきました。

娘の睡眠障害や癇癪、てんかん発作、アレルギー、装具、車椅子、座位保持椅子、色々な手続き、救急車の判断、入院することや薬の選択、家族や友達への説明、無理解、すれ違い、支援者の方々との人間関係等。
悩む度、起こる度、その度に毎日何が最善の選択か、どうすれば少しでも良くなるのか、少しでも娘が楽になる方法は、私の気持ちが安らぐ方法はないか考えています。
少しでも何でもいいのでとにかく先に希望があれば勇気を持てます。


3.信じてくれる人や待っていてくれる人に感謝する

人間関係は特に私の中では埋められない開きで、今は越えられない絶壁のようです。
対人恐怖症とまではいかないものの、人と深く関わってしまうことが怖く、自ら一線引いてしまいます。
本当は私はみんなのことが好きで、本当は仲良くなりたくて、本当は友達になりたい。
助けて欲しいし、支えて欲しいし、力になりたい。
だけど一緒にいられない環境があって、うまく伝わらず理解されなかったり、すれ違ったり、誤解されたりしました。
そして離れられ、嫌われて、忘れられる。
そういった経験が積み重なり、人間不信にもなりました。


それでも私と娘のことを理解してくれて、ずっといつまでも待っていてくれる人たちはとても大切で感謝していてずっと繋がっていたい希望と私は思っています。
ただ価値観も違う住む世界も違う、共有するものもほとんどない、相互関係が作用し合わない何もない私を待つと言っても本当にいつまでもとはいかないこともあるかと思います。それは仕方のないことなのかなと思うけど、とてもさみしい。


ただ今の私の出来ることは、待っていてくれる人に感謝して、支えてくれた人に感謝して、信じることしか出来ないです。
私のこと、忘れないで欲しいと弱い私はいつも願ってしまいますが、相手の気持ち、これも自分の力ではどうしようも変えられないこと。
私に出来ることは、私はここにいるよと頑張っているよということをnoteを書き続けようと思います。
他にも方法はないかなといつも考えています。


4.今日が最後の日だったらどうするか考える

私はこの数年で身近な人との最期の別れを連続で経験しました。明日は必ず来るわけではなく、突然会えなくなる日が来るのだと身を持って実感しています。

連日の睡眠不足と毎日のストレスと介護のような育児は体に負担が大きいことも感じています。このまま明日は目覚めないかもしれないと思ったことも何度もありました。

娘との時間は貴重です。娘を守れるのも私だけの我が家は見えない先のことを何としても見て知識をつけて娘に残せるものは出来るだけ多くのものを残しておいてあげたい。
それもまた希望なのかもしれません。



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