2022A FC大阪

常に練習を見学している訳でもないし、チーム内の約束事を知っている訳でもない
あくまで試合を見ただけの感想です。

①ボールは前に進んでいるか 前半  後半△
試合の入り方に失敗したように思う。想像の域を出ないが堀内選手は直近に怪我に見舞われたのではないか。そのためフォーメーションやシステム構築が間に合わなかったと見るが皆さんはどう見ますか?

②ボールを追い越していく選手はいるか 前半  後半△
見た上での原因を考えるとMFがスペースの無さとマークに苦しんだかな。
有効と思われる攻め上がりは見られなかった。

③ゴール前に飛び込む選手いるか 前半 後半 
FW陣はプレーのレパートリーを増やしたい。前を向いてもらうだけでなくターンすることも必要だ。

④1人当たりのプレーは2秒以内か 前半 後半
パスは回すものではなくボールに意志を乗せて動かすものだ。見える範囲に動かすだけではボールを捨てているように見える。

⑤縦パスは入っているか 前半 後半
ボールを動かすことの方法を変え後半は若干内容的には持ち直した。

⑥動いている選手の足元にパスを合わせられるか 前半 後半
特にない。集中力も欠けていてどうしたのかというレベルだった。

⑦組み立てのパターンが二つ以上あるか 前半 後半
組み立てというよりも今回は苦し紛れだった。

⑧飛び抜けた選手はいるか 前半 後半
インサイドキックのパスに各選手の現在地がはっきりしたと思う。練習から変わらないといけない。回転の良い5mのパス、ポゼッションしたいなら山なりではなくしっかりと味方の足元に刺す速く強いパスが出せるようにしたい。
パスとは、いつ、どこに、なぜ出したのかがないと受けた味方はイライラしだす
今回パスが出せていたのは鈴木雄也ただ1人だった。

⑨DFラインの前にブロックはできているか 前半 後半△
2点目のシーンではCBが引き摺り出された。どこのポジションでも高水準のプレーを標榜する我々は今回の試合から学ばなければならないポイントはたくさんある。

⑩DFラインがペナ幅に収まっているか 前半 後半
ポジションの理解については個人的に学んでもらいたい。

⑪CBのボールコントロールは優れているか 前半 後半
DFラインは連携が大切。幸いなことに安部監督は、守備と対人プレーに長けた人なので、そのノウハウを選手自ら質問するなどし成長してほしい。

⑫CHとCBの四角はできているか 前半 後半
終始脅かされていたように思う。パステンポに変化をもたらせられなかった。


ここまで首位のHondaFCは大一番を迎えた。
この試合結果でFC大阪のJ3昇格が決まるためだ。
いつものHondaFCに特別な感情で挑んでくる荒いFC大阪の姿はそこにはなく
我々のビルドアップを研究し攻守において
用意したであろうプランを実行してきた。
ビルドアップのGKーCBのパスの段階からハイプレスでかわされることを恐れずにゲーゲンプレスを実行しショートカウンターで攻め込んできたFC大阪。
HondaFCは結果的にスペースを狙うパスは出しにくくなり
マークを外す、敵の背中を取るパスの他
足下へのパスまでもが精度を欠いてしまった。
インサイドキックのパスについては
低い山なりであったり、ハーフバウンドしたものやスピード不足のものまで出始めてしまう。
練習時に出ていた癖がここで吹き出した。
受け手に優しくないバウンドするパスはファイトパスと呼び
味方が自分のところにキチンと届くかボールを見てしまうため
近くにいる敵などが見えず敵と交錯するなどし
怪我を誘発するものになりかねないので
インサイドキックのパスはきちんとグラウンドを這うシーンに合った中での
最大の強さで味方に渡してほしい。
今節の失点シーンを見ても右サイドバックから
CBへのインサイドキックパスはピッチを浮いていて
ボールをしっかり見なくてはならない分CBは側に来た敵が見えず
失点してしまっている。

このブログを読んだ方へ
応援するチームの攻撃がうまくいかないとか
思うように順位が上がらないチームで
ピッチの中央にパスが刺せないなどといったときは
弱いインサイドキックでミスがあり大概MFとDFのライン間の選手に
パスを配給できないか、サイド攻撃が多いチームのはずだ。
原因は間違いなくインサイドキックの技術不足にある。
サッカーはタイミングとポジショニングのスポーツであり
スルーパスがピッタリ味方に渡りゴールが決まることに
ファンやサポーターは歓喜する。
これらは正確なインサイドキックが演出することを忘れないでほしい。
インサイドキックが完璧なチームに弱いチームは存在しない。