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繊細だと思い込む

はい三日目です。三日坊主とはよく言ったもので、辞めたい習慣はまず三日間断つことでやめられると聞きました。逆に三日も続けば何事もいい方で、すいません集中ができずにぼーっと書いています。謝る必要などないのに謝ってしまいました。対面しているように、あなたに向かって書いているので、申し訳なく感じて謝ってしまう訳です。普段からすいません、が染み付いているのでしょう、これもまずは三日を意識して改善していきます。そう、目的は書くことでしたね。そこに新しく目標をつけてみましょう。昨日書き終えてからは、あれも書きたいこれも書きたいと湧いていたんですが全て忘れてしまいました。頭の中のことはすぐに消えてしまうナマモノなのです。だから書き留めることが大事になります、一瞬一瞬で過ぎ去っていきます、不安も苦しみもその都度消えているのです。だから大丈夫なんです。というとよく聞く、これは何と呼ぶのでしょうか自己啓発とも違う、メンタルケア?ポジティブ思考?分かりませんがもう飽きてしまいました。ここでまたすいませんが浮かびました、謝ることはないのに謝る、はつまらないので辞めましょう。あなたにではなくわたし自身に話していました、いつの間にか。これは書こうとしてしまっている訳です。だからつまらない。まだ頭が回っていません、楽しいとかつまらないの判断以前の段階です。


ここで中断して数時間が経っています。その間何をしていたのか朧げです、いや本を読んでいました、そして少しの昼寝。少しというのは主観によるものでどこからどこまでを少しと呼ぶのかわかりませんが、そもそも決められないかもしれませんが、しれませんというのは余計ですね、できるだけ簡潔に書くことも目標の一つでした、簡潔というのも主観でしょうか、わかりませんが、言い切った方が簡潔だとわたしは捉えています。思考がまとまっていませんね、だからヨレヨレとよろけながら文が進む、これは読みにくいです。それで。目的は書くことなのでよしとします。読んでいたのは世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドです、村上春樹ですね、読んだことはあるはずですが、ほとんど初めて読んだように感じています。ただなんとなく手に取りました。序盤が読み進めにくくエレベーターの中あたりで止まっていたのですが、最初の数ページ目ですねおそらく、あれよあれよで今は上巻の真ん中手前です、一角獣についての本を自宅に持って来てくれた図書館員の女とのセックスでペニスが勃たないところです。ああいつものセックスの場面だなと読んでいたわたしは思っただけでしたが今はそんな描写に対してかは知りませんが、キモいだとかで話題ですね。詳しくは知りませんから、知ろうともしていませんから話は続きません。知ろうともしていないことを知ってしまうのが今のインターネットなんですね、わたしが暇だからでしょうか。わたしが暇なのは間違いありません。だからこうして書いている訳です。15分の昼寝を取れるのも暇だからでしょう。15分というのがわたしの少しです。時計は見ていませんから15分が正確かはわかりません。15分寝たなと感じただけです。少し寝たなと感じたから15分とわたしが決めたのかもしれません。そこに大した違いはありません。案外適当に世界は回っているのかもしれません。それは飛躍しすぎですね、適当なのはわたしでした。それはいい兆候です。適当になりきれず神経症になる人間は多いです、わたしもそうでした。そうでしたと書きましたが今もそうですねきっと。今日は天気も良く、外を走り運動をしたので元気ですが、雨が続き気温が上下すれば簡単に塞ぎ込む可能性は大いにあります。環境の影響をすぐに受けるんですね。いかに人間のわたしが適当なのか分かります。人は本来適当なものなのです。ここでまた手が止まりました。例のアレですね。わたしはわたしを適当ではなく、繊細だと思っている訳です。しかし元来、人は適当なはずです、それは譲れません。繊細だと思い込むことで何かを守っているのか、言い訳にしているのか、今日は一つの勘違いに気付けました。わたしはわたしを繊細だと思い込んでいる。わたしばかりで嫌になりますね。特にわたしについて考えるつもりもないのですが、出てくるのはわたしのことばかりです。実はわたしはわたしのことばかり考えているのかもしれません。それは退屈しているからかもしれない。退屈すると、その退屈に合わせたつまらないことを考え出すのですね、きっと。書いていると書くことが出てくるのは、退屈から離れ、時に楽しいまで辿り着けるからかもしれません。たどり着くというくらいですから、楽しいがベースになっていないことは明らかです。書き出す直前にスマホを触っていました、スクロールスクロール、あれは退屈を退屈で埋めようとしていたんですね。そして最後は無感覚、無痛の状態になる。なんの話でしたっけ。話はメチャクチャです、しかし書いているからいいのです。目標を整理してみましょう。その前の前提として、目的は書くこと、本当のことを書くことでした。それに加えて目標は、簡潔に、果たしてこれのどこが簡潔なのでしょうか自分で笑ってしまいました、簡潔は今は必要ない目標とします。新しい目標は量ですね、毎日4000字としましょう。4000字は村上春樹が一日に書く量だそうです。なぜお前が村上春樹を目標にするのかバカか、と実際にわたしがわたしを笑っていますが、傷ついていてもしょうがないのです、面白そうな方法を選びます。毎日書く、と決めて一日でも書けないと、神経症のわたしが顔を出しそうなので、継続して書く、これを目標にします。習慣は三日で断ち切れるので三日サボらなければよしとしましょう、すでに不安になりました、三日間書かずに落ち込むわたしが浮かんだのです、なんと適当な人間なんだろう、しかししょうがないです、嘘をついてもしょうがありません、継続して書くこれを目標にします。もういいですね、この話。ずっと似たような話でわたしも飽きています。まだ4000には届きませんがここで終わりです、無理を重ねると続きません。

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