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オンラインプレゼンのコツ

最近ではZoomやTeamsなどを用いてプレゼンテーションをする機会が増えた方も多いと思います。

そこでみなさんに質問ですが、オンラインのプレゼンとこれまで実施してきたオフラインでのプレゼンの方法は違うと言うことはご存知でしょうか?

今回はこれから増加傾向にある「オンラインプレゼンのコツ」について記事にしたいと思います。

1.オフラインとオンラインの違い

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聴衆の前に立って話すプレゼン→オフラインプレゼン

ZoomやTeamsを使って話すプレゼン→オンラインプレゼン

という定義をして、両者を比較すると上のような結果になります。

1−1.双方向性

コールアンドレスポンスと表現すればわかりやすいですが、聴衆に対して声をかけ、反応をしてもらうにはオフラインの方が簡単です。

オンラインプレゼンでは聴衆のマイクをオフにすることが多いため、コールをかけてもレスポンスしづらいことがよくあります。

1−2.群集心理

プレゼンに慣れてくると、聴衆の心理状況にあわせて内容を多少の変更をすることがよくあります。

盛り上がっている部分ではさらに盛り上げて、思ったより盛り上がってない時は早々に切り上げることができるのがオフラインプレゼンのいいところです。

しかしオンラインプレゼンでは、全ての聴衆の顔を見づらいことが多いため群集心理を掴みづらいです。

1−3.グッドユーザー

プレゼンテーションをしていると、毎回うなずいてくれたり、笑顔になってくれる聴衆がいます。こういった方がいると話す方も非常にやりやすいと思いますが、このような聴衆を「グッドユーザー」と呼びます。

グッドユーザーがいると、その人をみながら話すことで、緊張感も和らぎ、良いプレゼンができると言われています。

1−2でも話しましたが、聴衆の顔がみやすいオフラインではグッドユーザーを見つけやすく、オンラインでは見つけにくい傾向があります。

1−4.緊張度

プレゼンテーションは緊張との戦いでもあります。緊張感は時に失敗を与えます。

オフラインでは多くの人前に立って話すことになりますので、緊張感は高いです。しかしオンラインプレゼンでは、自分のホーム環境でプレゼンを行うため、オフラインに比べると緊張しにくい環境にあります。

1−5.カンニングペーパー

プレゼンテーションにカンニングペーパーが必要か否かについては今回の論点ではありません。

用意して見ることができるのか?という論点で話をすると、オフラインでは環境次第で可否が決まりますが、オンラインではカメラの映らない場所に用意することはできます。

1−6.アニメーション

意外と気がつかれている方が少ないですが、オンラインプレゼンにおいてアニメーションの選択は基本的にはNGです。

その理由は「通信環境」によるためです。

アニメーションを使うと言うことは、1枚の資料においてその内容を順番に見せたいということになります。

言い換えると、順番に見せれないとネタバレしてしまい面白くないと言えます。

オンラインプレゼンではクリック時の反応速度が悪い場合があり、プレゼンターの画面では次の表示が完了していても、聴衆の画面は更新されていない場合がよくあります。

そうなると、表示と説明が一致しないため、聞いている方は興醒めしてしまいます。

これを回避するためにオンラインプレゼンでは出来る限りアニメーションを使わない方法を考えないといけません。


2.じゃあ、オンラインプレゼンのコツって?

では私が考えるオンラインプレゼンのコツをまとめました。

下記の画像をご覧ください。

ワクプレのコツ_Vol02_2.003

 2−1.顔なんて見えないなら気にせずやり切ろう!

仕組み的に顔をみたり、様子を伺うことが難しいです。であれば、やり切るしか方法はないと思っています。

私が一つ前に書いたキャラクター設定のコツを参考にしてプレゼンのキャラクターを決め、それを最後までやり切りましょう!

2−2.カンペなんて全然OK!好きなだけやろう!

カメラに映らない部分はどうなっても大丈夫です。であれば、自分がリラックスできる環境を作ってプレゼンテーションを優位に進めていきましょう。

カンニングペーパーもOK、足湯もOK、下半身パジャマでもOK!!あなたが一番リラックスできる方法を作ることがオンラインプレゼンを成功に導くと思っています。

2−3.アニメーションは慎重に!

繰り返しになりますが、アニメーションは使わない方がいいです。できればページ送りで対応する必要があります。

例えば、

ネクプレ資料_本田_20200727.019

ネクプレ資料_本田_20200727.020

ネクプレ資料_本田_20200727.021

上記資料はオフラインでは1ページの資料にアニメーションを3つ用意して話を進めますが、オンラインでは3ページの資料に順番に表示するようにします。

このようにページ送りをすることでアニメーションのように見せながら表示問題を解決することができます。

3.終わりに

VUCAの時代となり、オンライン環境が一気に進みました。

今回書いているコツに関しても、時代が進むと古いものになると思っています。(例えば5Gが当たり前になるとこんな心配は不要になります。)

そのことをよく知った上で、これからのオンラインプレゼンを楽しんでもらえればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


4.参考までに

プレゼンのコツはキャラ設定から。で使った画像をちょっと紹介します。

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ワクプレのコツ_Vol02_2.006

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