【Tableau】データ視覚化のデザイン力を上げるには?
こんにちは!データ視覚化のデザイン力について解説していきます。
データの可視化にデザインはいらないんじゃない?
そんなことはありません。デザイン力がないままグラフの作成を行いますと、メリハリのないグラフになる、何を伝えたいのかがわからないグラフになってしまいます。
そうならない為に、こちらをご覧になって頂いている方にはデザイン力の上げ方をお伝えしていければと考えています。
今回はTableau Public を使用して、グラフを作成し、ビフォーアフターを交えて解説を行なって行きます。
まずはデータ視覚化で抑えて頂きたいことをご紹介します。
データ視覚化のデザイン力を上げるためには、以下のアプローチが役立つかもしれません。
目的を明確にする:データ視覚化の目的を明確にし、何を伝えたいのかを決めることが重要です。データの種類や目的に応じて、グラフやチャートの種類、配色、文字の大きさなどを選択します。
データを整理する:データを整理し、グラフやチャートに適した形式に変換することが重要です。データが整理されていない場合、グラフやチャートは混乱を招く可能性があります。
適切なチャートを選択する:適切なチャートを選択することが重要です。例えば、数量データを比較する場合は、棒グラフや線グラフが適していますが、時間の流れを示す場合は、時系列グラフが適しています。
レイアウトを検討する:グラフやチャートのレイアウトを検討し、視覚的に分かりやすいものにすることが重要です。例えば、ラベルの大きさや色、グリッド線の使用、余白などを調整します。
色の使用に注意する:適切な色を選択することが重要です。色の使い方によっては、グラフやチャートが読みにくくなったり、誤解を招いたりする場合があります。また、色覚異常を考慮する必要があります。Tableauは色覚異常の方向けの色合いも用意されています。
フォントの選択に注意する:フォントを選択することも重要です。フォントの種類やサイズによって、読みやすさや印象が大きく変わるため、適切なフォントを選ぶことが重要です。明朝体ではなく、ゴシック体を選ぶと線が太いので、分かりやすくなります。
視覚的な要素を使用する:グラフやチャートに視覚的な要素を使用することで、データをより分かりやすく伝えることができます。例えば、アニメーションやツールチップなどを使用することがあります。
以上のアプローチを取ることで、データ視覚化のデザイン力を上げることができます。
■色合い
下記の画像は棒グラフの画像です。端的に言えば見やすいですが、メリハリがなく、咄嗟に何のカテゴリなのか判断ができません。
下記の画像はカテゴリーごとに色分けを行ったものになります。
色を3色にし、カテゴリーごとに色分けされています。上記の画像よりもカテゴリーがどの色か直ぐに判断できたと思います。
このように色を使って視覚化に気を付けるだけでもグッと印象が変わります。ただし、色の使い過ぎると判断もその分遅れてしまいますので注意してください。Tableauではカラーパレットが豊富に用意されているので、要件に合わせて色を調整することができます。
こちらの記事は順次追加を行なって行きます。
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