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【へなちょこ欧羅巴紀行】1日目 酒は飲んでものまれるな!

<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。


▶︎ハナコ海外旅行へなちょこ列伝(おさらい)

いよいよ出発です。 さて、これまでのハナコの海外旅行へなちょこ列伝をおさらいしておきましょう。

  1. 初めての海外旅行はヨーロッパへの卒業旅行→なんと雪で、乗り継ぎがうまくいかず、 ウィーンに行く予定が、アムステルダムで足止め

  2. 就職しての社員旅行はグアム→関空まで行ったものの、インフルエンザのため断念。JALの車いすで、バス停まで運ばれる

  3. 高校時代の友人と行ったイタリア→2000年に行ったため、ミレニアムということで何かの行事があったらしく、バチカン市国に入れず

  4. 会社の同僚9人で行くバリ島旅行→前日にパスポートがなくなっていることに気付き、徹夜で探すも発見できず・・・。で、当日キャンセル

  5. 今回も共に行くMちゃんと行った北欧2週間→デンマークで財布をすられ、現金約7万円とカードを失う

・・・はい。簡単に出しただけで、こんなにあります。
それでも、それでも旅に出るのです。
こんなつらいことも今では良き想い出。
今回は、きっと大丈夫なのです。


▶︎普段飲まない酒を飲むとこうなる

いまだ謎の存在ですかね。ごおと師匠です

さて、この日関空に着いたのは、そんなに遅くはなかったけどちょうどいい頃合い。
それなのに、エールフランスのお姉さんが新人だったらしく、搭乗手続きにもの凄い手間取った結果、搭乗口まで走るはめに・・・。
こうして、ばたばたとあわただしく旅は始まってしまったのでした。
なんとか間にあって、機内へ。
残念ながら、窓側でも通路側でもなく、なんと真ん中の席。
トイレの近い私は、不安でいっぱいです。
しかも周りは修学旅行生。(隣の席も女子高生)ていうか、今って修学旅行は海外が当たり前なの?!
私の時は、信州にスキー合宿だったわよ!

普段は絶対飲まないワインにテンションが上がる

今日から旅行ということもあって、普段は車に乗ることが多くお酒を飲めない私は、ちょっとテンション上がり気味。
もちろんビールを頂きます。
機内食の時にはワインも頂いて、ご満悦。
ところが、やっぱり来ました2日酔い。
(そんなに時間もたってないけど)
頭はぐわんぐわん痛いし、ちょっと気持ち悪いかも・・・。
なんだかむかむかする胃をごまかしごまかし機内での映画を観ます。
なんとかパリに着く頃にはしっかり治してみせました。

▶︎日本人的奥ゆかしさは無用

パリの乗り継ぎは大変だった思い出しかない

 パリのシャルル・ド・ゴール空港で乗り継いでジュネーブへ。
これがまた、乗り継ぎ時間もほとんどなく、焦る焦る!
でも、エールフランスの人は全く焦っていない・・・。
もの凄く混雑する空港。
誰に聞いても「とりあえずココに並んでおけ」。
イライラ並んでいたけど、これはもうやばい! と思ったので、強行突破!
(日本では出来ない横はいり)
ジュネーブ行きの飛行機にどうにか滑り込み、なんとかジュネーブ在住のTちゃんのもとへたどり着いたのでした・・・。
あぁ、疲れた。
今回の旅も、やはりなにか起こりそうな予感がします。

落書きは万国共通(エールフランス機内雑誌にて)



(2007年そのままの文章)


▶︎2024年の私から

今ではほぼお酒が飲めない私なので、こんな酔いそうな飛行機内でビールはともかく、ほぼ飲んだことのワインを飲むなんてリスクは絶対に避けます。
(年齢のせいもありますが)

K-JET(現:神戸-関空ベイ・シャトル)で海路関空へ向かった我々

ちょこちょこ出てくる“ごおと師匠”は、紙粘土で作ったヤギの俳句師匠で、実はいまだに我が家にいます。
このころ紙粘土での製作にハマっていた私は、旅行のお供に連れて行きたくて誕生させました。
ちょっと和のテイストを入れることで、海外でもウケるかな? と思ったので、まさかの着物。
「なぜヤギなんだ」と言われても大した理由もなかったはず。
とにかく「俳句の師匠だけど、実際に読んだ俳句は季語もなく下手くそ」というキャラクターがいいなあと思っていました。

この旅の2年ほど前に北欧に行ったんですが、その時は黄色いカバの人形を作っていて、そのカバ男(名前こんなんやったかな? 彼もまだ我が家にいます)も連れて行ったんです。
レゴランドに行った際、ミニランドにカバ男を入れて撮影していたら、デンマークの親子に話しかけられたことがあって、きっと味を占めていたんでしょう。

薄々気づいていらっしゃるかもしれませんが、話しかけられたとて、英語も喋れないへなちょこトラベーラーだった私は、あわあわするだけで、地元民との交流は全くできなかったんですが。

今だったら、iPadで写真を撮って、イラストを写真に直接直接描く形で出来そうなんですけど、とにかく実物を作ってピントを合わせるのが大変で、撮影用に色々小道具を持ち歩いた日々。
当時は日記用に、どうすればコンパクトに持ち運びできるものがあるのかを日々考えていました。
今はiPad一つで全てまかなえているんですけどね。
便利な時代になりました。


▶︎オススメ旅行記

『トラベラーズノートと歩く東京のかわいい街さんぽ』Tamy 著

インスタでフォロー中のTamyさんの本。
トラベラーズノートをうまく活用できない中、いつも素敵なイラストや旅日記を描かれているので予約して購入しました。
とにかく丁寧に描かれたイラストと、東京に実際にある建物やお店が描かれていて、どのページから見ても楽しい。

食べ物がいつも美味しそうに描かれているので、真似したいと思いつつも、全くうまく描けません・・・。
絵のうまい人は字もかわいくて読みやすく、トラベラーズノートに実際に描いているイラストマップの写真も載っていて、自分のノートとの違いに愕然としましたが、「もしかしたら、こんなかわいくできるのかも・・・」と夢みがちになることができる一冊です。

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