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【へなちょこ欧羅巴紀行】11日目 暑い! 暑い! ベルリン

<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。

▶︎ベルリンは巨大観光地


ベルリンは、とても都会。

ベルリンは、とても広い。

ベルリンは、見所満載。

ベルリンは、超観光地。


ベルリンといえば、こんな感じです。
とにかく、今まで行ったどの町よりも都会で、バカでかく、観光スポットが満載。
そして、どこを見ても観光客でいっぱいでした。


▶︎靴のアウトレットへ


ベルリン1日目の目的はただ一つ!
ドイツの靴メーカー「トリッペン」のアウトレットに行くこと!
すごい意気込みで書いていますが、Mちゃんが行くというので、連れてってもらっただけなのですが。
とりあえず、観光地をぶらぶらと見ながらお店に向かうことにしました。
ベルリン動物園は、後日改めてじっくり見ることにして、まずは「ジーゲスゾイレ」という、戦勝記念塔に行ってみました。

「ジーゲスゾイレ」絶対覚えられない名前

この塔、「ベルリン・天使の詩」という映画で出てるるみたい。
残念ながら見ていなかったので、「おおぅ!」というコーフンはなかったけど、ぜひ観てみたい映画になりました。
それはさておき、どうやらこの塔には登れるようなので、とにかく塔の下まで行きたいのだけど、かなり大きなロータリーの真ん中にあるので、行きたくても行けない・・・。
信号は、塔の方まで続いていないし、どうしたものかと思っていたら、どうやら地下から行けるみたい。
やっと階段の入り口を見つけて早速階段を下りてみたら・・・。
暗い! ちょっと怖い!
なんとかびくびくしながらも、ロータリー中央部に到達。
しかし、塔に上がるにはお金がかかる・・・。
もちろん、上がらずにさっさと移動してしまったのでした。(嗚呼、ビンボー!)


とにかくでかい

さらに歩いて、ブランデンブルグ門へ。
この門は、ベルリンの壁が門のすぐ近くにあったため、壁がある時は通り抜けることができなかったみたいだけど、壁のない今ではちゃんと通り抜けることができます。
「ブランデンブルグ」という名前を聞いただけで、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲」とのつながりを思ってしまったけど、調べてみると門が出来たのは、バッハが死んでからのことのようなので、この門を見てバッハが作曲したとかいうことはないようです。
なぁ〜んだ関係ないのね〜。


ここに辿り着くまで長かった・・・

さて、ここからトリッペンまで、ものすごい歩きました。
しかもすごいいい天気。
暑い! しんどい!
それでもどれくらいの距離があるか分からないので、とりあえず住所を頼りに歩いていきます。
やっと見つけた時の感動と言ったらもう!
店内では、たくさんの靴が所狭しと並んでいます。
B級品とのことだけど、見た目も、履いた感じも分からない!
それなのに、お値段は約半額。
もちろん購入する気満々です。

と・こ・ろ・が!
カードが使えません!

キャッシュのみでのお取り扱い。
T/C(トラベラーズチェック)は持っていたものの、もちろん使えるはずもなく、とりあえずおとり置きしてもらって、現金化しに行くことになりました。
もう疲れきって、足はだるいし、暑いし、フラフラ。
ところが、途中で1ユーロでアイスクリームを食べてしまうとあら不思議!
疲れが吹っ飛び、すごく楽になってしまったのです。
なので、ここから結局歩いて(しかもかなり長いこと)、アメリカンエキスプレスのオフィスに行き、T/Cを現金化。
わざわざ、こんなに遠くまで来たのは、「手数料がかからないから」という、ビンボー人根性だったにもかかわらず、なぜだか高い手数料を取られてしまった我々。
あまりの疲れと、靴欲しさに何も言うこともできず(へなちょこ)、またしても歩いてお店に戻っていったのでした。(この間、約3時間・・・。電車に乗ったらすぐなのに、なぜかかたくなに乗らない2人でした)

チェーン店のドーナツ屋は入りやすい

帰り、電車に乗ればすぐに帰れるはずなのに、かたくなに電車に乗らず歩いて帰った我々。
のどの渇きMAX!
暑さで記憶が飛ぶこと数回!
椎間板ヘルニアによる腰痛復活の兆し!
・・・という恐ろしい結果となってしまいました。
それでも、近所にある安くておいしい店でビールとソーセージを食らう。

ベルリンにいる間、何回この店で食べたやろか? カレー味のソーセージ

終わりよければすべてよし! 

ということで。


(2007年そのままの文章)


▶︎2024年の私から

今思い返しても、この日なぜ頑なに電車に乗らずに歩き回ったのか、謎すぎる・・・。
この日歩いたのは4万歩!(歩数も記録してました)
しかも暑くて、これまたへなちょこなことにカフェとかに入るお金も勇気もなく、Mちゃんと二人揃ってとにかくずっと歩いてました。
この日ここまでの思いで買った靴はこちら。

まさかのサンダル! もう一足は赤いバレエシューズみたいな革靴でした

横からの写真は撮っていませんが、結構ヒール高めのサンダルです。
これがもう重い!
バックパックで歩き回っているのに、まさかの残り2/3の日程を残し、めちゃくちゃ重い靴を買ってしまいました。
しかも歩き回る旅先ではほぼ履けないサンダル・・・。
ちなみに何度か履いてみましたが、靴擦れがすごかったんです。(もう笑うしかない)
活躍の機会はあまりなく、それでも思い入れだけはすごくあったので長いこと持っていましたが、確か十年ほど持っていて処分しました。
最後まで履くたびに靴擦れしていました。
靴に関してはまた別で書こうと思うんですけど、ずっと靴迷子で、自分にピッタリで疲れない靴ってなかなか探すの難しくないですか?
それを安易に旅先で見つけようとしているのが、まだまだ若いな・・・と今では思ってしまいます。
そんなに簡単じゃないんだよ〜。
そんな靴探しの話はまた別の機会に。


▶︎オススメ靴マンガ

『IPPO』えすとえむ

靴職人の話、結構好きなんです。
この作品は、主人公の若い靴職人が、12歳からイタリアのフィレンツェで修行し、22歳の若さで東京に店を構える話。
一足30万円からという高級な靴ですが、自分の体の一部と思えるほどの靴であれば、一度頼んでみたいかも・・・という憧れは持っているんです。
実際には難しいので、マンガで楽しんでいますが。


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