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【へなちょこ欧羅巴紀行】12日目 ベルリン博物館巡り

<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。


▶︎まずはルートを考えましょう

今日は、ベルリン内の美術館や博物館を無料、もしくは割引で入ることが出来たり、市内の乗り物が乗り放題になる「ウェルカムカード」+「ミュゼカード」(29ユーロ)を使って、ベルリン市内をぐるぐる巡ります。
前の晩から、どのルートで行こうか悩みに悩んだ末、下記ルートに決定しました!

ドイツ技術博物館

ベルリンフィル

レゴランド(Mちゃんとはここまで)

ペルガモンミュージアム

エジプトミュージアム

DDR博物館

朝ごはん美味しい。食べながらルートを確認


▶︎私のイチオシ!ドイツ技術博物館

もう外観だけでもワクワクします!

まずは、ドイツ技術博物館へ行きます。
ここは電車に乗って(前日のかたくなな行動を反省)、最寄り駅まで行き、ちょっと雨模様の中行ってみると、なんと建物の上に飛行機がのっています!
もうこれだけで、なにやらとてもイイ予感がします。
中に入ってみるとちびっ子たち(小学生や中学生が課外授業で来てるような感じ)が、たくさんいます。
いいなぁ、こういう博物館に授業で来れるなんて。
この博物館は、もともと電車の車庫だったらしく、ものすごいたくさんの列車が展示してあります。(見てまわるのが疲れるくらい)
列車の他に、上の階に行くと船の展示があったり、さらにその上には飛行機の展示があります。

とにかく展示がもりもり! 見どころ多すぎて訳がわからんです

船の展示スペースで、船の操縦が体験出来るようなところがあって、さっぱりよく分からないながらも「おもかじいっぱーい!」などとひとりでぶつぶつ言いながら舵をぐるぐる回していたら、後ろから話声が!
いつの間にか後ろにいた外国人の人々が、私の操縦する船のモニターを見て何か話しているようです。
ちょっぴり恥ずかしくなって、その場を離れたのでした。(こういう時に限って、別行動な私・・・)
他にも、カメラやフィルムについての展示や、カバン作りだったりとか、金型押しの技術だとか、本当に興味深い内容!
ぜひ、ベルリンに行った際には立ち寄るべきです!
この旅で、一番面白い博物館だったかも。

デザインがレトロで可愛い

かなり後ろ髪ひかれつつも、まだまだ見るところは盛りだくさんのベルリン。
とりあえず、お昼過ぎには移動。
まずはベルリンフィルでチケットが取れるか聞きに行って(もちろん、当日券など売りきれていたので断念)最近ベルリンに出来たレゴランドへ向かいます。


▶︎ベルリンのレゴランド

レゴ好きなもんで、海外でもそこにあったら行っておきたいレゴランド

レゴランド初の屋内型!
こういう屋内型にありがちの、しょぼい展示になっています。(しかも、雨の日の混雑!)
なんせ我々、2年ほど前に本場デンマークのレゴランドに行っていますから、目が肥えているのです。
特に、乗り物がしょぼかった!

それでも夢中に観てしまうんですけどね


▶︎駆け足で美術館巡り

さらりとレゴランドに行ったら、ここから別行動。
「ペルガモン美術館」や「エジプト博物館」、「DDRミュージアム」を駆け足で巡ります。
疲れきって、腰が痛いぞ。(腰痛持ち)
ベルリン大聖堂はドームにあがることが出来るのですが断念しました。
もちろん、階段であがることが出来るので、へなちょこ腰痛持ちには危険すぎるからなのです。
それにしても、電車やバスを使うだけでこんなに楽ちん。
なんで昨日はかたくなに乗らなかったのか自分自身でもよくわかりません・・・。


とにかく巨大! ペルガモン美術館。もっとゆっくり観てまわりたい
ベルリン大聖堂はドームに上がらずのんびりしました。みんな寝てる・・・
ベルリンのテレビ塔を見ながらカフェで休憩。マジで腰痛・・・
かなり疲れたので、帰ってゆっくりバームクーヘン(先日買ったもの)を食べました

(2007年そのままの文章)


▶︎2024年の私から

ベルリンの街でも使っていましたが、お得にその街の美術館なんかを見ることができる「ミュージアムカード」なるものがあります。
購入するとカードとその街のMAPと入ることができるミュージアムのリストがもらえて、どのルートで行こうか考える楽しい時間の始まりです。
ここで声を大にして言いたいこと!
私、英語全く喋れないのですが、英語の喋れるMちゃんとは全く別にルートを考えてます。(毎回)
ベルリンのこの日は、レゴラントまで一緒に行って、その後は別行動。
これもたまたま同じルートだったんで一緒に行くだけで、基本的には別行動だったんです。

今思えば、なかなかやるよな、私と思うわけですよ。
だってほぼ英語喋れない状態で、ホテルまで一人で戻ってくるわけです。
今読み返してみて、なかなかに度胸があった、私すごいやん! と思っていたんですが、手書きの日記に気になる記載がありました。

食生活が貧しすぎる・・・
これは、日記に描いていたパンでは・・・?

・・・そうだね。
ドイツ語はもちろん、英語もほぼわからない状態でカフェに入るなんて難しいよね。
おそらく今でも海外に行ったら、一人でカフェ入るのが怖くて同じもん食べてるよ。
新たに英語を頑張ろうと決意する私であった。

さて、今思い返しても面白かった『ドイツ技術博物館
ベルリンに行く機会のある方はぜひ行ってください。
ドイツの技術が詰まった素晴らしい博物館です!
ただし、めちゃくちゃ広くて展示物も多いので、時間がかかります。
ベルリンは正直めちゃくちゃ都会だったけど、ザ・観光地で見どころ満載!
博物館だけで数日かかるほど充実しています。
次行く時はベルリンだけで一週間は滞在したいなあ。


▶︎オススメドイツ児童文学

『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ 著

ドイツ人作家といえば、私の中ではやはりこの人!
本人はお気に召さなかったようですが、映画も大好きなんです。
本は絶対ハードカバーをお勧めします。
2色刷りで美しく、主人公バスチアン少年がいる世界(現実)と本の中の世界を表しているんです。
物語はもちろんですが、装丁がお気に入りすぎて、子供の頃持っていた本を手放していたため、数年前に買い直しました。
ファンタジーの世界よりも、嵐の中でもワクワクしながら本を読む感覚とか、本好きには共感しかない作品です。


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