【へなちょこ欧羅巴紀行】18日目 古城ホテル
<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。
▶︎ドイツの古城ホテルへ
ユトレヒトから、またまたドイツにもどります。
朝食の時間を少しだけ早くしてもらったものの、電車の時間に間に合わない!
15㎏の荷物を背負って、駅へ向って走る走る!
この旅に出て、本当に体力がついた気がします・・・。
ここから電車に乗って、ドイツ入り。
バッハラッハというところにある、なんと古城ホテルに泊まります。
あ、この古城ホテル、正確に言うとユースホステルです。
17ユーロで、お手軽古城体験♪
駅に着いたら、コインロッカーに荷物を入れてライン川クルーズだ! と意気込んでいたものの、なんとバッハラッハは無人駅!
しかも、テロの影響かコインロッカーもなく途方に暮れる我々。
駅から見上げると、はるか山の上に本日のお宿のお城が見えます。
とりあえず、荷物をホテルまで置きに行くことにしました。階段やら
山道やらを上り続けること30分・・・。
あまりの荷物の重さに、本当に死にそうになりましたよ。こうしてやっと到着! 汗だく、雨も降ってきて足元はドロドロ・・・。
着いてみると、ちびっ子たちがたくさんいて、決して優雅な感じでもなかったんだけど、それでもお城からの眺めは美しいものです。
▶︎荷物を置いてマインツへ
とにかく先にチェックインして、またしても山道を下り、電車に乗ってマインツという街に行ってみました。
マインツは活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクの生誕地。
グーテンベルク博物館では、グーテンベルク自らが印刷したとされる世界最古の活版印刷である聖書などが展示されているとのこと。
ここは気になったので実際に入ってみてきました。
帰りは、ライン川を船で帰ってくるつもりが、時間がなくなって断念。(何のためにここまで来たのかしら? ほんと、へなちょこですわ)
▶︎終わりよければすべてよし! ライン川を眺めつつワインを楽しむ
バッハラッハに戻ってきても、既に店は閉まっている・・・。
それでも、かわいらしい街並みに、かなり落ち込んでいたテンションも急上昇!
暗くなる前に写真を撮りまくり、荷物も少ないので、軽い足取りでお城に戻ります。
ご飯は軽めにパンだけ食べて、食堂へ行ってワインを飲む。
ライン川の眺めを楽しみながらのワインは本当にステキ。
たいして飲めないのに、またしてもおかしなテンションになり、部屋に戻ると男子が2名。
そういえば、スタッフの手違いで男女混合の相部屋でした★
でも、そのうち一人が関西外大に留学経験のあるオランダ人で、英語と日本語で「関西のおばちゃん」について熱く語る!
「カーリーヘアー」だの「アニマルプリント」だのについて、まさかこんな所で話すことになるとは!
こうして、ドイツ最後の夜は更けていくのでした。
(2007年そのままの文章)
▶︎2024年の私から
今見返すと、へなちょこなのはもちろん、食生活がやばいですね。
今回は載せましたが、今まであまり写真は載せていないんですが、ほぼスーパーで買ったパンとハムとチーズです。
この時は、食費を浮かせてとにかくいろんなところに行きたい! という目的があったんで、1ヶ月間ほぼこんな生活でした。
実は実家暮らしでしっかり栄養をとっていた私は、後半舌が口内炎だらけになって(そのうち本編でも出てきますが)、Mちゃんに「こんな食生活にしてごめんな〜」と謝られました。(Mちゃんはワーキングホリデー経験者のため、こういう生活に慣れていたのです)
どんだけお嬢だよ、私。
今の年齢になると絶対こんな旅はできないのですが、今思い返してみると面白いことしていたなあと思えます。
その年代にあった旅をしていければいいなあと思っているので、今行くならば(もちろん猫達がいるのであんまり行くつもりはないのですが)1都市滞在型で美味しいご飯を食べたいなあと思っております。
▶︎オススメPodcast
●『汗と涙と活版印刷 ヨハネス・グーデンベルグがみた風景』コテンラジオSpotifyオリジナル
コテンラジオ、めちゃくちゃ好きで聴いているんですが、このエピソードを聴いた時は「あれ? なんか知ってるぞ、この人」くらいな感じで、まさかマインツでグーデンベルグ博物館に行っているとは思い出しもしていませんでした。
なんか解像度が高いと思った!
うろ覚えと思っていたけど、ちょっとでも記憶に残っていて知識となっていたことがわかって嬉しかったエピソード。
コテンラジオは本当に面白いので、歴史が苦手と思う方もぜひ聴いてほしい。