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ドイツの医療教育

こんにちは。honamiです!
今回はドイツの医療教育についてお話して
いこうと思います。

私自身、ドイツの病院を志望している
ので私が聞いたことをまとめてみました。

【初期研修について】

2004年10月以降にドイツの「初期臨床研修」は廃止されています。
主な理由としては、初期研修医が安い労働力として組み込まれている状況と、さらに医療教育にあたり臨床教育を重視した教育改革が進んできたことにより、「初期臨床研修」の存在価値が薄れ、できるだけ多くの症例数をキャリアの早い段階から経験することが重視されたため、結果として制度は廃止されることに至ったそうです。

現在、日本の初期研修はすべての医師に対して必須の制度ですが、ドイツでは医師国家試験に合格した後は進みたい専門分野を自らが決め、専門医を目指してまずはアシスタントとして経験を積むことになります。日本と違いドイツでは入職一年目から正職員として扱われるために給料、社会保険などはすべて支払われるのみならず、有給休暇も最低24日は保証されます。

これは、関係者から聞いた話ですが

ドイツでは「働くときは働く、休む時は休む」ことが徹底され、日曜日は休日のため、土曜日14時からお店も閉店し、国を挙げて働き方改革を実行しています。

そして、ドイツでは1963年に施行された「連邦休暇法」により、毎年最低限24日の有給休暇を設定することになっており、多くの企業は30日の有給休暇を規定しています。

それなので日本で働く医師とドイツで働く医師の
差がとてもひらいてみえます。

次の投稿はドイツの医師の働き方改革について
話そうかなと思います。

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