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ウラジオストク旅行記 2日目

*このnoteは、2019年7月にウラジオストクを旅行した記録です。

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噴水通りを朝散歩

朝ゆっくり起きて、まずは人気のブリヌイ(ロシアのクレープ)カフェ、ウ『フティブリン』に向かいました。ホテルからは徒歩ですぐです。

ウラジオストクのおしゃれカフェには必ず韓国人観光客がぎっしりで、このお店もオープンの瞬間に、映える席をどんどんキープ&セルフィー!さすが。

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いくら・サーモンクリームチーズ・りんごと三種類頼んだのですが、2人だと多かったです。しかし、いくら大好きな我々は大感激…毎日食べたい(私的に食べ物への最大の賛辞)。

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画像を見るたび、食べたすぎて泣けてきます…。

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場所もよく、ガイドブックにも必ず載っているお店なので、大人気です。観光客以外にも、相席したりテイクアウトしてさくっとブリヌイを食べる現地の方も。

店員さんが若い男性ばかりだったのですが、Y氏があまりにも若い男の子が働いているのに気づき、二人で「ここの息子かな…?」などとコソコソ話していましたが。謎。

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改めて、噴水通りの噴水です。

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伝統的な建物の中で、グラフィティが多く見られました。空港からの鉄道でも思ったんですが、街中もこんな感じ。猫の絵、そんな位置にも書く?

ウラジオストクの若者は男子も女子もタトゥー率が高かったです。ストリートカルチャー流行ってますね。ロシアといえばゴーシャ・ラブチンスキーとかもありますし。


鷲の巣展望台と金角湾大橋

天気は曇りですが、雨よりはいいだろうということで、ウラジオストクの定番観光スポットである鷲の巣展望台へ向かいました。

ケーブルカー乗り場までタクシーアプリを使用して向かいました。

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50年の年季が入ったケーブルカーには係のおばちゃんが一人いて、チケットから、発車もそのまましてくれました。私たちと、中国からのグループの観光客を乗せて展望台へ向かいます。

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ケーブルカーの発着所に飾られた絵。

ここからさらにぐるっと歩いて、鷲の巣展望台へ到着しました。

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キュリロスとメトディオスの像。東方正教会宣教師で、キリル文字の原型のグラゴール文字を考案した偉人とのことです。ソウルの世宗大王像みたいな感じでしょうかね。

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これがウラジオストクのランドマーク、金角湾大橋です。

おしゃれカフェには韓国からの観光客が多かったですが、ベタな観光地には中国人ツアー客が多いです。中国の方はだいたいどこで見かけても、奥さんやお母さんがキメキメのポーズをして、それを旦那さんが撮りまくってるのが微笑ましくて好きです。

金角湾大橋の近くの教会に行きました。教会は今回のウラジオストク旅行で私が楽しみにしていたものの一つで、いくつか見て回れました。

ウスペーニア教会は、緑色の屋根がかわいかったです。

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セルフィーするロシアガールズ。

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中では簡単な洗礼?のようなものをしていました。

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金角湾大橋、とても大きいです。

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色々歩いて散策します。

ウラジオストクは港町なので坂だらけです。タクシーアプリがなかったら大変だったな。建物の色味がひたすらかわいいです。

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あまりにもかわいい銀行の建物。


ニコライ2世凱旋門・潜水艦博物館

そしてこちらの公園に着きました。有名なニコライ2世凱旋門。想像より小さくてかわいらしい。記念撮影スポットになってます。

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鳩がパンをまるまるつついてる…と思ったら、中の白いとこがごっそりなかったです。贅沢な食べ方してるな〜。

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ピンクでかわいい小さな教会もあります。

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アンドレイ教会というほんとに小さい教会でした。結婚式の前撮りとかでよく使われるっぽいです。

そしてお隣の潜水艦C-56博物館に。これは魚雷をセットするところ?ですかね?こういう知識が全然ないので、ひたすら狭小スペースの工夫に関心しました。

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一緒に写真を撮ったらお金を払う商法のやつです。そんな高くないのですが、我々は写真苦手なので必死に断ってきました 苦笑。


グム百貨店

潜水艦を見終わったら、グム百貨店の裏路地通りを見て回りました。

Y氏とともにキリル文字グッスを探してうろうろ…。疲れたのでベンチで一休みしつつ、『シャリク・マロージュナヴァ』のアイスを。

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グム百貨店自体はなんかスカスカだったのですが、そこがチルくてよかったり。

人気の服屋『ブラック・ボックス』で靴下や小物を見ました。書いてある文字の意味をいちいち聞くY氏と私に、一生懸命アプリで英語に翻訳して教えてくれた店員さん…ありがとう…優しい。二人でいっぱい買いました。

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ここから我々には続けざまに、ウラジオストクの人への感謝事案が(?)


遊覧船に乗ろう

次は遊覧船に乗ろう!とウラジオストク駅の近くの船乗り場に行ったのですが、なぜか厳重なチェックがありました。おかしいな?と思っていると、遊覧船ではなく、日本などに向かう国際フェリー乗り場でした。とにかく英語も通じないので困っていると、おばちゃんに謎の小部屋に入れられて待たされる我々…不安。

おばちゃんが受話器を渡してきて何かと思ったら、英語ができる人に繋いでくれました(!)そこでY氏がなんとか説明してくれて、外に出るとおばちゃんが険しい顔で我々の先を歩き出しました。

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ひたすら線路の上を、10分近く歩き続けるおばちゃんとY氏と私。持ち場をどんどん離れているけど良いのだろうか…どこにいくのかとまた不安になっていると、おばちゃんが遠くを指さして、blue windowと一言。なるほどそこが遊覧船乗り場でした。

しかし結構離れてるのに、わざわざ近くまで歩いて案内してくれて、ありがたすぎる…優しさ…!!しかもここさっきまでいた潜水艦の博物館のすぐ近くじゃないか!!申し訳ない!しかし態度から案内してくれてると気付かなかった(そのくせずっと付いて行った)ので、驚きました。

遊覧船はこんな感じで。金角湾を半周するか一周するかで60分〜120分くらいのコースになってたと思います。チケット売り場に行って、これから乗れるチケットを購入しようとすると「今日のチケットはもう全部ない」えーっ!!!まだ15時くらいなんですが 泣。

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わざわざ案内してくれたおばちゃんごめん…どうしよう…と呆然とする我々。明日の予約もとってないとのことで帰ろうか悩んでいたら、バリバリ仕事できる感じのお姉様に、ちょっと待ってろ的なことを言われまた???になっていると、乗船が開始されました。

するとお姉様が、チケットを買って乗れ!と。2人くらいなら乗せてやれそうだわ!みたいな感じで、無事直後の遊覧船に乗ることができました。なんか大体助けてもらって成立している旅。

甲板にいるとひたすら鳥がくる。結構怖い。

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さっきのお姉様が120分ずっとアナウンスをしていました。Y氏がその喉の強さに驚愕していた。デキる女だ…。ずっと甲板にいると寒かったので、中に入ってきました。みんな上にいるので空いてきて座れる。

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ウラジオストクの観光地、ロシアキッズたちをたくさん見かけました。

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寝てるし。

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大人も寝てる。横でY氏も後ろのおじさんと全く同じポーズで寝だしました。全てがチルい。


最高のジョージア料理

遊覧船に乗った後は、昼も食べていなかったので早めの夕食にしました。念願のジョージア料理レストランです!こちらはウラジオストク駅方面にある『サツィヴィ』。

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入り口に伝統衣装が飾られていました。店内はこんな感じ。

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私は吉祥寺のカフェ・ロシアでジョージア料理を食べたことがあったのですが、このサツィヴィでさらにジョージア料理の虜になりました…!おいしすぎる!!

一番美味しかったのが、この焼きナスとクリームチーズのサラダです。

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ほんとうにおいしかった…また絶対に食べたいです。超ジューシーなナスでした。たっぷりのハーブも最高。

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塩胡椒入れがヒンカリ(ジョージアのでっかい小籠包的な料理)でかわいい。欲しいな。

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スープもおいしい。別の店でもだいたいスープに生玉ねぎと唐辛子?みたいなものがついてきたんですが、これの使い方がよくわかりません…入れるのかな。

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焼いた肉とかハチャプリ(ジョージアのチーズパン)とか。ハチャプリは色々なタイプがあって迷う!ボリュームがすごいので持ち帰らせてもらいました。

あと紅茶についてきたはちみつが美味しすぎて、二人でずっと舐めていたんですが、売って欲しい〜レジ横で取り扱って欲しいこのはちみつ。


スーパーで買い物

ご飯を食べた後は、一度ホテルに戻りました。私は一人で近所の携帯屋さんに、現地のSIMを購入しに行きました。フリーwifiはあるんですが、場所によって電波が悪いので、結局使い放題SIMが便利でした。

ホテルに戻って、大きなスーパーに買い物に行きましたクローバーハウスという百貨店内の『フレッシュ25』。ここも徒歩圏内で便利!

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旅先のスーパーってワクワクしますね。ずっと見ていられる。フルーツ気になったけど買い方がわからず。平たい桃が食べたかったけど売り切れていました。

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どらやきのような何か。

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ケーキもある。どんな味なんでしょう。

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カチカチのタイプのケーキ?もいっぱい

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ジャムクッキーやくまクッキー

噴水通りの一本横の、スヴェトランスカヤ通りにも行きました。小さい水餃子的な食べ物、ペリメニで有名な『ローシキ・プローシキ』で軽めに夜食。

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『サツィヴィ』と内装とかトイレとかが似てました。経営が一緒なのか?

ベタにボルシチも食べました。おいしい。

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これがペリメニです。かわいい。いろんな味があるのでずっと住んで制覇したいくらい。初日から思っていたけど、ウラジオストク最高すぎてまた来たいっていうより住みたい…住みたいよ〜と何度もつぶやいてました。

『ローシキ・プローシキ』の上あたりにあるコンビニも、お土産になりそうなお菓子とかスープの素とかいっぱいでした。

続く


リンク

ウラジオストク旅行記・準備編

ウラジオストク旅行記・1日目

ウラジオストク旅行記・3日目

ウラジオストク旅行記・最終日とお土産

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