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消しピン、大盛りあがり。子どもの遊びの豊かさがギュッ。

消しピン」というものを皆様ご存知でしょうか?

これが、やってみると意外と大人も盛り上がってしまう、遊びなんです。



皆様こんばんは、
子供との関わりを大切にしたい、ミドサー主婦honaです!




消しピン。知ってる?


消しピンという遊びを、小3の息子が学校で遊んでいるのは、なんとなく知っていました。

「◯◯と、消しピンしたんだー!」

「中休みに、消しピンしたんだー!」

聞けばと、机をフィールドにして、自分の消しゴムを指で弾き飛ばして、相手の消しゴムを落とす、みたいな遊びであることは、わかりました。


再ブーム到来。そしてお誘いされる


そう最初に聞いたのが、多分、半年くらい前。

それが最近になって、ブーム再来の様子で、中休みにまたお友達と興じているようです。

そして今日、彼が学校から帰ってきたら、ついに私にまでお誘いが。

「ママ、消しピンしよ!」

というのも、今日は夜まで雨予報、しかも土砂降りで外遊びが全くできず。

家に閉じ込められて暇になったときに、いま流行りの遊びをやりたい、と彼は思ったのでしょうね。

私は、すごい乗り気ではないけど、せっかく誘ってくれたから、
家事の合間にちょっとずつ、消しピンに興じることにしました。


で、始めてみると…
意外に盛り上がってしまうんですよ、これが(笑)


なんか、盛り上がっちゃう。


私達が消しピンのフィールドにしたのは、
ダイニングテーブル。

おそらく、学校の机を4個繋げたよりも広い。

テーブルの短いほうの辺の、真ん中に(サッカーでいうゴールの位置)、
私と息子がそれぞれ消しゴムを置いて、
片方が消しゴムを弾き飛ばして、試合スタート。

ルールは、要はダーツみたいな感じで。
自分の消しゴムを弾き飛ばして、相手の消しゴムをフィールドから落としたら1点、
という単純なもの。


なんですけどね。
なんか、盛り上がっちゃうんです。


消しゴムが想像しているより全然思った方向に飛ばなかったり、飛びすぎちゃったりして、フィールドからしょっちゅう、落ちちゃったりする。

かと思えばたまにめっちゃうまくいって、相手の消しゴムを落とせたりする。

消しゴムを弾く強さも重要だけど、割と運に任される部分もあるのが、盛り上がるポイントなのかな〜と思いました。

しかも、息子が弾き飛ばすのがめっちゃ上手くて(笑)

こう構えて、、、

こう弾くんですけど。

めっちゃまっすぐに、しかも強く飛ぶから、
私の消しゴムがすーぐ飛ばされます。負ける負ける(笑)

何回も私もやってみたんですけど、なかなかうまくいかないんですよー。
息子が、何回も何回も練習して(本人は練習したつもりはないのかもしれないけど)、できるようになったんだろうなーということが感じられました。

すごいなー。


子どもが作る遊びは、なんて豊かなんだ。


私はこの消しピンのなかに、子どもが作る遊びの豊かさを感じました。

すごく単純なルールだけど、
ちゃんと勝負もつくし、盛り上がるポイントもある。

しかも机と消しゴムがあればできるという、お手軽さ。

弾き飛ばすので、ちょっと安全性には欠けるかもしれないけど、すんごく危ないっていうわけでもない。

屋外の遊びで言う、ドッジボールみたいな感じ?っていうのかな。
誰でもできるし、ルール簡単だし、勝ち負けつくし、楽しいし、みたいな。

こういう遊びこそ、子供が思い浮かぶんだろうなと思います。
大人はなんか遊ぼうって言うと、今持っているカードゲームやボードゲーム、そういうものやろうって言い出すけど、
子どもは思いつきで、手持ちのものでどんどん遊びを始めて、いつのまにかルールができて流行して…ということがあるんだろうな〜、と。

子どもたちの想像力の豊かさ、行動力の高さに、脱帽です。


ちなみに気になって、

何で消しピンっていうネーミングなの?
『消し』は消しゴムの『消し』でしょう?ピンは?

と息子に聞いてみたら

「ピンッて飛ばすからじゃないのー」

って言われて、確かに。
と納得するばかりでした。笑

自分の発想力の無さに、愕然(^.^;




では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona


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