「同じことを何度も聞くな」の落とし穴
「同じことを何度も聞くな」
って言われたことがある人は多いだろう。
他の人がそう言われてるのを聞くことも多いんじゃないだろうか?
だから、
「同じことを何度も聞いちゃいけない」
と思ってる人も多いはずだ。
でも、それは場合による。
例えば経費精算の手順とか、一度教わったらあとは教わったとおりにやればいいだけのことなら、何度も聞いたら怒られるかも知れない。
でも、
A だから B
B だから C
と、順を追って理解する必要があるモノゴトは、そうはいかない。
専門外のことなら、なおさらだ。
だから僕は、そういうモノゴトを人に説明する時、
「何度でも、聞きにきてください。」
と言うことにしている。
そう言っておかないと、その人は、僕の説明をひと通り聞いて「ふんふん」と分かった気になって、席に戻って自分で考え直してみて、「あれ?どうだっけ?」とやっぱり分からなくなっても、
「何度も聞いちゃ悪いかな…」
と、ウジウジする。
時間のムダだ。
分かるまで、なん度でも聞いた方がいいこともあると思うのだ。
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