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今年書きたいあれこれ

あけましておめでとうございます。

去年は「蛍光」について思いつくままに書いてたけど、書ききれないまま年が明けてしまった。がんばって完結させます。元々、蛍光の「漏れ込み」について書こうと思って書き始めたので、そこまでかければ一応完結(のはず…)。

あと、「血球計算盤」とかも書きかけだな…

今年は抗体についても、もうちょっとちゃんと書きたい。

例えば「アイソタイプコントロール」とか。
日々の実験で抗体を使ってる専門家でも、アイソタイプコントロールを理解してない人は多い。

ウェスタンブロッティングなんかだと、アイソタイプコントロールは使わないし。免疫組織染色とか、フローサイトメトリーとか細胞を染色する実験でないと使わない。

そして、自分が使ってる抗体のアイソタイプコントロールとなる抗体はどんな抗体か?なかなか難解だ。

さらに、免疫組織染色やフローサイトメトリーでは、この他にもいくつかの種類のコントロールが必要だ。

フローサイトメトリーなんかだと、下手すると9割方コントロールで、コントロールサンプルを測って測って、最後の1~2本がようやく本サンプル(やりたい実験のサンプル)、なんてこともありうる。

すごい世界だ…

すごいっていうか、そこまでやらないと信頼できる結果が得られない世界なんだ、と考えると、そんな手法に頼らざるを得ないとか、大丈夫?とも思える。

こんな調子でつらつら書いていたら、また書きかけが増える気がするけど…

あと、らくがき生物学は、当初は生物学について一般の人にも分かりやすい感じで書きたいと思って始めたんだけど、最近は「生物学の専門家だけど比較的初心者の人」に向けた内容になってしまっている。原点回帰も試みたい。

今年もよろしくお願いいたします!

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