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支援学級でも恋をするのだ

娘(小4」の抱える問題は、知的な発達の遅れと、運動が苦手なことと、体が大きすぎること。運動は、たとえば全力疾走はいまだにできません。体の大きさについては1年半ほど前に精密検査をして、特に異常なし。つまり病気ではなく、体が大きいのは個性のようでした。でも、その時のホルモンと骨年齢の検査から、大きさだけでなく体の中も「立派に思春期です」とのことでした。

それ以降、心も思春期らしい感じになってきて、父親を嫌うようになり(悲しい・・・)、最近は小学校で好きな男の子ができました。同じ学年の通常級の子で、娘は家でも支援学級でも、その男の子の名前をたびたび言うので、どの子が好きなのか先生方もよく知っています。

そして昨日、娘にとってビッグチャンスが!

支援学級には時々、通常級の子供たちが数人ずつ訪ねてきてくれて、一緒に給食を食べますが、昨日はなんと娘が好きな男の子が来たのです!しかも、席は娘のとなり!

昨日の娘の日記。

「わたしはふんってしました。」

「できなくてできなかったけどできました。」

つまり、フンっとそっぽを向いて、その子の方を見られなかったと書いています。これは先生方の証言とも一致します。娘が照れて動揺する様子に、先生方は驚くやら、おかしいやら。下校時に迎えに行った妻に、口々にその様子を話してくださったそうです。

日記の「できなくて」のくだりは、まったく意味がわかりません。娘は、会話より書き言葉が得意で、いつもはもうちょっと意味のとおる文章を書くのですが。帰宅後もまだ動揺していたのか、動揺していた自分を表現しようとしたのか。

そして僕の帰宅後は、僕に盛んに話しかけてくれました。給食のことは話しませんでしたが、いろんな話題をずーっと話し続けるのです。最近は僕を避けがちなので、こういうのは珍しい。興奮冷めやらぬ夜、という感じでした。

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