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6月第2週 今週の「本の話」 ベスト3!

3位★白石一文の最新作『投身』が問いかける、本当に面白い小説とはなにか?

人生と世界の営みの深淵について、深い思索とともに熟練の筆で物語を紡ぎ続けている白石一文さんの、最新書き下ろし長篇『投身』。最高の人生とはなにか。永遠の快楽とはなにか。人生の究極の問いへの白石流のアンサーとなっている本書へ、書評家のタカザワケンジさんがいち早くレビューを寄せてくれました。


2位★スティーヴン・キング翻訳者×担当編集者が語る、新作『異能機関』の魅力!

1974年に作家デビューしたスティーヴン・キング。デビュー50周年を前に6月26日に刊行される新作『異能機関』(上・下)では、原点回帰的要素を満載しつつ、老練の境地もうかがわせています。
これを記念して配信された無料電子書籍『スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』から、長年の訳者・白石朗氏と担当編集者・永嶋が新作と近年のキングの魅力を語り合う対談を一部公開中です!

50周年特設サイトも合わせてどうぞ


1位★新たな「鬼平犯科帳」が最強のメンバーで!

池波正太郎さんが「オール讀物」誌上で長年にわたって執筆し、今なおロングセラーとして読み継がれる、時代小説の金字塔『鬼平犯科帳』。映像でも初代松本白鸚、丹波哲郎、萬屋錦之介、2代目中村吉右衛門が、主人公・長谷川平蔵を演じ人気を博してきました。
そして池波さんの生誕百周年にあたる今年5月、満を持して新たな「鬼平犯科帳」は本格的な撮影がスタートしました。5代目の平蔵役は、松本幸四郎さん! 全容が明らかになった記者会見の模様をお伝えします!


●今週のポッドキャスト

【本の螺旋階段⑩】奥田英朗『コメンテーター』に爆笑、悶絶、感涙の巻【前・後編】

実はけっこう平均年齢高めの秘密結社【本の螺旋階段】。今回は奥田英朗さんの新刊『コメンテーター』をご紹介します。

【前編】では、23年前のシリーズ第1作『イン・ザ・プール』にまでさかのぼって、思い出話に花を咲かせます。「私の最高の伊良部はこれ!」と、シリーズ最愛ベスト作を語りあいました。果たしてどんな作品が挙がるのか?

【後編】では、『コメンテーター』を徹底解剖! 収録された全作を、ドクター伊良部の可笑しさ、看護師マユミちゃんのかっこよさ、トラブルを抱えた登場人物の人間的魅力など、さまざまな観点から紹介しますので、あなたにピッタリの1作を必ず見つけられるはず。「涙が出た」「とにかく笑えた」とイチオシ作品について語るうちに、メンバーの目には本物の涙が浮かび、時にこらえきれず嗚咽する場面も……。


【話題作🎧試し聴き】吉永南央『萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ』朗読・古村澪

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか?  北関東のとある街で、コーヒー豆と和食器の店を営むおばあちゃんが、店で聞いた話から、街で起こった小さな謎を解決するミステリー。「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」が、オーディオブックとなりました。まずはシリーズ第一作『萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ』からお楽しみください。



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