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8月第1週 今週のおすすめ「本の話」 5選

今週は、8/3に文春文庫が発売されました!

ついに最終巻を迎えた佐伯泰英さんの「新・酔いどれ小籐次」シリーズから、巻末付録「森藩・参勤ルートを行く」を公開。また、半藤一利さん『戦士の遺書』から大西瀧治郎、栗林忠道の章を公開します。

ニュースからは「文春文庫 秋100ベストセレクション」イメージキャラクターの発表! 今年のキャラクターは菅田将暉さんに決定しました。

単行本からは来週8/9(火)発売になる高橋弘希さんの『音楽が鳴りやんだら』。第1章全文無料公開です!

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★<巻末付録>森藩・参勤ルートを行く――その時、小籐次の背中が見えた

身の丈五尺一寸、風采の上がらない五十男。しかし実は来島水軍流の凄まじい遣い手――。傑作時代小説シリーズの決定版、見事ここに完結!

今回は巻末に収録されている「森藩・参勤ルートを行く――その時、小籐次の背中が見えた」を公開します。


『御留山 新・酔いどれ小籐次(二十五)』佐伯泰英


★『戦士の遺書 太平洋戦争に散った勇者たちの叫び』(半藤 一利)

山本五十六の怒り、阿南惟幾の覚悟、栗林忠道の勇敢、井上成美の孤高……太平洋戦争に散った男たちの最期の言葉には、家族、友、国への計り知れない思いが滲み出ています。

『戦士の遺書』は、昭和史研究の第一人者である半藤一利さんが、軍人28人の遺書の壮絶あるいは清冽な言葉の数々を拾い上げ、歴史的背景と人物像を明らかにする傑作列伝です。

今回はその中から、大西瀧治郎、大西瀧治郎の章を公開します。

■大西瀧治郎「これでよし 百万年の仮寝かな」――腹を切り、あふれる血の中で破顔しながら絶命した男の辞世

■栗林忠道「私の後に最後までつづいてください」――「玉砕の島」からの訣別電報と、突撃前の訓示の壮絶

『戦士の遺書 太平洋戦争に散った勇者たちの叫び』(半藤 一利)


★文春文庫 秋100ベストセレクション

文春文庫×映画『百花』「文春文庫 秋100ベストセレクション」 菅田将暉さんがイメージキャラクターに決定!

「文春文庫 秋100ベストセレクション」の注目作品のひとつ、川村元気さんの『百花』を原作とした映画『百花』(2022年9月9日公開)では、記憶を失っていく母と向き合う主人公・葛西泉役に臨みます。  

『百花』川村元気


★【8月9日(火)発売】圧巻のバンド小説『音楽が鳴りやんだら』第1章全文無料公開!

 作詞・作曲の天賦の才に恵まれた福田葵。彼が幼馴染と結成したバンド「Thursday Night Music Club」がとうとう大手レコード会社の目に留まった。しかしデビューには条件があって……。

 高橋弘希さんの長篇小説『音楽が鳴りやんだら』が、いよいよ8月9日(火)に発売となります。

 この小説の魅力を一人でも多くの方に味わっていただきたく、第1章を全文無料公開します!

『音楽が鳴りやんだら』高橋弘希



★お知らせ

夢枕獏さん、道尾秀介さん、貫井徳郎さん……作家の〈生の声〉や編集の〈裏話〉が聴ける「本の話」ポッドキャストに新コンテンツ続々登場!

ぜひこちらもどうぞ!


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本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。
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