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11月第2週 今週の「本の話」 ベスト3!

3位★〈矢吹駆〉シリーズ最新作は2段組み800ページの超大作! 重厚なミステリ巨編を著者自ら語る

笠井潔さんのライフワークである〈矢吹駆〉シリーズの第7作『煉獄の時』が刊行されました。シリーズ開始当初から熱狂的な読者に支持されていますが、新作刊行は実に11年ぶり。
大改稿に至る事情と、新作に対する著者の想いを伺いました。


2位★知念実希人『機械仕掛けの太陽』 全国から感嘆の声続々! 第4弾

じわりじわりと迫る第8波を前に知念実希人さんのコロナ禍を題材にした新作が反響を呼んでいます。自らも内科医としてコロナ診療の前線に立ち続けている知念さんだから描けたリアルがここにあります。

本読みのプロたる書店員のみなさんよりいただいた感想をどうぞ! 読もうかな、どうしようかなと迷われている方は是非参考になさっていただきたいです。


1位★映画公開記念・書店員試写会&トークセッション 『ある男』、これを読めば、小説と映画が合わせて何倍も楽しめる!

愛にとって過去とは何か?――累計30万部突破の読売文学賞受賞作『ある男』。芥川賞作家・平野啓一郎さんによるベストセラー小説が、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督により映画化されます。
11月18日の映画公開に先立ち、東京で書店員の方たちを招いての試写会が行われました。上映後には平野啓一郎さん、本作プロデューサーの秋田周平さんのトークセッションを開催。書店員さんからの熱いご感想、鋭い質問、そして映画の意外な裏話も……!?


●今週のポッドキャスト

【著者が語る】梯久美子さんが語る、渡辺和子と辺見じゅん。新刊『この父ありて』に寄せて

作家・梯久美子さんが、2年半ぶりとなる本格ノンフィクション作品『この父ありて 娘たちの歳月』を刊行されました。9人の著名な女性作家とその父親たちとの関係を紐解いた本作。ご執筆にあたっての、渡辺和子さんとの心に残るエピソードや、辺見じゅんさんの兄弟、角川春樹さん、歴彦さんへの取材時の裏側、こぼれ話などを伺いました。ここでしかお聞きできないトークが満載です。


【翻訳の部屋⑥】生命科学革命の全貌に迫った『コード・ブレーカー』の衝撃!

今世紀最大のイノベーションである「生命科学の革命」の全貌を描き尽くした、超弩級のノンフィクション『コード・ブレーカー生命科学革命と人類の未来』(上下/文藝春秋)。本書の主人公である、女性科学者ジェニファー・ダウドナ博士は、ゲノム編集技術クリスパー・キャス9を開発しノーベル賞を受賞。mRNAワクチンの開発によりコロナをも征服した。
医療、農業から経済、軍事まで人類の未来を激変させるゲノム編集技術クリスパーは、いかにして誕生したのか――世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』で知られる、現代最高の評伝作家・ウォルター・アイザックソンによる傑作を、翻訳出版部部長ナガシマと担当編集キヌガワが熱く推します!


【文學界presents文学への道】⑤文學界12月号の読みどころ

文學界12月号の特集は「未来のドキュメンタリー」。その内容を紹介します。今号には期待の新人作家の小説も掲載されています。その二作、島口大樹さんの「光の痕」、奥野紗世子さんの「オーシャンビューの街のやつ」に起こったシンクロニシティについても担当編集者が語ります。


【作家の仕事場】有栖川有栖さんの自宅を直撃! 2022年をふりかえる【第1回】

ミステリ作家・有栖川有栖さんの自宅にうかがって2022年をふりかえる特別企画の第1弾! 発表されたばかりの「日本ミステリー文学大賞」ご受賞決定の秘話から、2022年1月に刊行された火村英生シリーズ30周年記念長編『捜査線上の夕映え』の話題まで、たのしくお届けします!


【文化の秋🍁SP①】松井今朝子さんに教わる歌舞伎役者<市川團十郎>

歌舞伎役者<市川團十郎>への熱狂は、すべてが型破りな初代からはじまった――命を燃やすが如き〈荒事〉によって江戸の民衆から信仰にも近い人気を集め、今なお愛される名演目や斬新な演出を次々と生み出した不世出の天才・初代市川團十郎。
人の心を動かす〈芸〉はいかにして生まれ、いかに後世に受け継がれるのか。〈荒事〉の神髄に迫りながら、團十郎の家族や同時代の名優たちを生き生きと描いた、松井今朝子さんの『江戸の夢ひらき』(文春文庫)。
13代目の襲名披露公演が注目される現在、改めて市川團十郎について著者の松井今朝子さんにお話を伺いました。



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