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3月第2週 今週のおすすめ「本の話」 5選!

 今週の大きな話題は、ついに完結を迎えた佐伯泰英さん「居眠り磐音シリーズ」! そして辻村深月さんのオンライン読書会のレポートや新川帆立さんのインタビューを掲載。

 文學界からは古市憲寿さんの『キャッシー』(中森明夫)、文庫解説からは藤田香織さんによる『草原のコック・オー・ヴァン』(柴田よしき)をお届けします。

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★2021 佐伯泰英 刊行プロジェクト 第二弾発表!

 この3月に、2300万部超のエンタメ超大作『居眠り磐音決定版』がついに完結です! 完結を記念して豪華記念プレゼンの詳細が発表されました。

 そして今年の刊行プロジェクトとして、書下ろし新作『照降町四季(てりふりちょうのしき)』や『空也十番勝負 決定版』の情報も公開です。


★作家・辻村深月さんが高校生とのオンライン読書会で語ったこととは?

 今年5月で8回目となる高校生直木賞。前年の参加校の生徒たちに呼びかけて、作家・辻村深月さんを囲むオンライン読書会が行われました。

 高校生の間でも絶大な人気を誇る辻村さん。高校生からの質問に、辻村さんはひとつひとつ丁寧に答えていきます。


★弁護士としての経験が描き出した、「数百億円を動かす人たち」のリアル

 第19回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、新川帆立さんの『元彼の遺言状』は、規格外のヒロインに翻弄される遺産相続ミステリー。

 自身も弁護士である新川帆立さんに、本作、そして次回作について語っていただきました。


★「神」の本質とアイドルの末路古市憲寿が『キャッシー』を読む

 noteでも一章全文公開で話題の『キャッシー』。この作品は三島賞候補作家にしてアイドル評論の第一人者・中森明夫さんによる長篇小説です。

 古市憲寿さんはこの作品を「現代日本(のパラレルワールド)を舞台にしたアイドル小説」と表現します。


★甘さ、優しさ、楽しさ、苦さ、辛さ――人生の必須要素が煮込まれたシリーズ

 前作『風のベーコンサンド』は東京の出版社をやめ、百合が原高原にカフェを開業した女性が主人公でした。そのカフェも2年目に入り、この地に元ロックスターの青年がやってきます。

 読みながら、心と体に滋味しみわたってくる物語。書評家の藤田香織さんによる文庫解説を全文掲載します。


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 本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。

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