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安楽死を問う

生・老・病・死を考える15章―実践・臨床人間学入門 (朝日選書)

を読むワークショップを行なった。今回は安楽死を認めるか?という話でした。

この話題はおそらく、皆さんがモヤモヤするだろうとは思っていましたが…。

いわゆる積極的安楽死を認めるという想定で、自身が不治の病になり、精神的・肉体的苦痛がつよくたえられない場合どうするか?という問1。自分にとって大切な方が、同様の条件で安楽死を容認するサインを求められた場合どうするか?という問2の2回に分け、チームもその度ごとにシャッフルして話し合いました。

とくに積極的安楽死を認めるという、現在の日本では容認されていない条件で行ったためでしょうか?それぞれの死生観がむき出しになったり、悩みが深く言葉が紡ぎ出せなかったりしていました。

最終的には死の所有を考えるスピンオフが欲しいという意見もあり、充実した時間を過ごせたのでは?と感じた一時でした。

ちなみに私自身の趣味は読書ですが…コロナ禍となり、オンラインでのワークショップ等を開催する機会が増えました。趣味の一つは対話なのかもとまでおもいつつあります。(嫁さんの話は聞けないだけど…)

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