今日も「ありがとう」です

今日は大晦日。

今年最後の日である。

僕は今年の4月から

ある人の一言から詩人になり、

毎日1つ、

詩を書き続けている。


昨年の秋に病が発症、

それが軽かったことで

僕は命拾いをした。

でも僕の脳の血管は

細いままなので、

いつまた発症するかわからない。


だから、僕の詩は

僕が生きているという証だ。

詩を書いて生きていることを実感し、

僕の詩を読んでくれた友人は

「あいつ、まだ生きているんだ」と

思ってくれることだろう。


でも本当は生きているのではなく

生かされている気がしてならない。

そうした気持ちは

一度死んだように思える人なら

誰もがそう思えるのではないだろうか。

「ああ、生かされている、ありがとう」と。


今日で僕の詩は262となった。

262日間、連続である。

何でもすぐに飽きてしまうのに

よく続いていると思う。

でもそれは生かされているから。

生かされているから続いているのだ。


「今日も僕は生きています」

これから今年最後の太陽に向かって

思い切りそう言いたい。

明日から新しい年が始まる。

新しい気持ちで詩を書いていきたい。

ありがとうの気持ちをたくさん込めて。