演奏会で祈る

昨日は僕が入っている
合唱団の演奏会本番でした。
浦安の音楽ホールに
朝早くから設営の手伝い、
発声してゲネプロを行い、
タキシードに着替えて
いよいよ本番です。

三百席がほぼ埋まって、
2時ちょうどに始まりました。
最初がヴィヴァルディの
声楽曲グローリアです。
合唱指導の先生が指揮をし、
小さなオーケストラに合わせ、
合唱から歌い出します。

徐々に緊張感が解れて
声が出るようになりました。
隣のスナオさんとずれないよう
テノール隊も頑張ります。
綺麗なソプラノ、温かいアルト、
渋く響くバスが聞こえます。
ソロの方々は抜群に上手です。

休憩後はバッハのモテット第6番。
早口で歌い息もできないほど。
オルガンとチェロに合わせて
みんなで一生懸命歌いました。
ソロの出番がないので、
終始合唱だけで押し切ります。
歌い終わるや先生からグーサイン。

最後はバッハのカンタータ147番、
「心と口と行いと命もて」です。
華麗な合唱から歌い出して、
ソロでほっと一息継いでいく。
第6曲と第10曲のコラール、
「主よ、人の望みの喜びを」は
有名なカンタータなのです。

歌い終えて拍手をいただき、
精一杯やった喜びで一杯です。
歌いながら思ったことは
ウクライナの人たちに
どうか神様の愛の手助けをと
そればかりだったのです。
そんな合唱となりました。