フランス映画音楽

武蔵野音楽大学で
卒業生の演奏による
「ピアノで紡ぐ
フランス映画の世界」を
聴きに行った。

第1部は世界初の映画音楽
サンサーンスの「ギーズ公の暗殺」、
モーリス・ティリエの
「天井桟敷の人々」など
フランス初期の映画音楽。

第2部は戦後のフランス映画、
「男と女」「白い恋人たち」
「パリのめぐり逢い」
「ビリティス」「雨の訪問者」など
フランシス・レイの叙情的な音楽。

さらにミシェル・ルグランの
「シェルブールの雨傘」、
「ロシュフォールの恋人たち」。
作曲家の学生による編曲で
知っている曲が新鮮に聞こえる。

女優は美しかったし
映画も良かったけれど、
音楽が際立っていた。
ピアノだけのシンプルな
演奏が心に染み渡った。