サモアにリスペクト!
日本対サモアの
ワールドカップラグビー。
勝った方が決勝に行ける
勝負のかかった一戦だった。
日本は過酷な合宿を経て
体力に自信があった。
後半の後半に走り勝てると
作戦を練っていた。
日本は前半から得点を重ね、
後半も意図通りリードしていた。
しかしサモアのパワーは
一向に衰えず攻め続ける。
激しいタックルを受けても
フォワードは当たり負けず前進、
スクラムもラインアウトも負けない。
一丸となってトライを奪う。
スタミナは一向になくならず、
魂のラグビーで怒濤の展開。
試合終盤、遂にワンゴールで
逆転できるほど日本を追い詰めた。
スクラムなどで時間が過ぎ、
薄氷を踏むノーサイド。
あと10分あればやられていた、
そんな試合だった。
サモアの選手たちは誰もが
試合を最後まで諦めず、
勇敢に戦いきった。見事な、
あっぱれの戦士たちだった。