シャンと歩く

姿勢が悪いと言われてきた。

毎日長い時間机に向かって

仕事をしてきたからだろう。

前屈みが癖になってしまい、

背中が丸くなってしまった。


立っているときも

背筋がシャンと伸びず、

歩く姿も頭が前に垂れ、

背中が丸まっている。

まるで爺さんのようだ。


食事をするときでさえも

背中が丸くなるので、

仕事のときも食事の時も

長物差しを背中に入れ

それに沿うようにした。


立つときには頭を上げて

背中をシャンと伸ばし

姿勢を良くするようにした。

歩くときも目線を高くし、

一直線に歩くようにする。


しかしそれでもすぐに

背中が丸くなってしまう。

とうとう脊椎間狭窄症に

なってしまった。

足が痺れるようになった。


長い間についた癖は

なかなか直らないが、

直そうと頑張っている。

丸い背中を伸ばして、

シャンと歩きたいのだ。


姿勢の良い人になりたい。

体は心を表すから。