懐かしのリードオルガン

近所のインマヌエル新生教会で
クリスマスコンサートがあった。
最初はリストの「愛の夢」などの
ピアノ演奏があり、続いて
オルガンの演奏があった。

芸大出身のオルガニスト、
田中桃子さんが電子オルガンと
古いリードオルガンを弾いた。
リードオルガンの奏でる音は
懐かしい温かく優しいものだった。

バッハのオルガン宗教曲、
ギルマンやグノーの「アヴェマリア」、
マルセル・デュプレの「行列と連祷」。
このフランスのオルガニストの曲は
教会が天国になってしまった。

その後、教会の聖歌隊の合唱があり、
最後は皆で「きよしこの夜」を歌った。
インマヌエルとはヘブライ語で
「神は私たちと共にいます」の意味。
暗い世相を神の光が明るくしてくれると
教会の牧師さんは語っていた。
リードオルガンの懐かしい音と共に
どうか神のご加護があるようにと祈った。