ヴィヴァルディ「グローリア」

このコロナ渦にもめげず、

バッハの「ヨハネ受難曲」を

決死の覚悟で歌い上げたあと、

さっそく次回の演目が発表された。

ヴィヴァルディの「グローリア」、

宗教曲の専門家である指導者の

豊原奏先生が選曲されたのだ。


先生からメッセージが届いた。

「次の演目は明るい曲調なので

楽しんで歌いましょう!」

無知な僕は早速検索して、

「グローリア」を聴いてみた。

ゆったりしたメロディで

「ヨハネ」よりは歌いやすそうだ。


初練習に向けて合唱団の友が

テノールの音源を送ってくれた。

楽譜を見ながら一緒に声を出す。

全音符が並び簡単かと思いきや

まあ、難しいこと、難しいこと。

全音符がずらりと繋がるので、

声を一定に出すことができない。


声は続かないし、音程は悪いし、

シドロモドロなのである。

発声をきちんとやってない、

ツケがどーんと回ってきた感じ。

「ヨハネ」の早口部分でも

舌が回りきらずにまいったが、

今回は甘くみただけにかなり痛い!


でも、とにかく頑張ろう!

僕が聴いた「グローリア」の合唱は

テキサス大学のコーラスのもの。

とっても綺麗で美しく明るい。

こんなふうにできたらとても嬉しい。

元来下手な僕はやるっきゃない。

神様の栄光を大いに讃えるのだ!