新基幹のパッケージ教育についてその2

先週に引き続き今週もまたパッケージ教育に明け暮れる日々だったんだけど…。
なんというか…こう…先行きが怪しいというか…本当にこれ大丈夫か?って気持ちがだんだん強くなってきた…。

というわけでなんでそう感じるかというお話。

前回書いたのを引用するけど、

パッケージ教育というのは、「このシステムの基本操作はこんな感じです」「このシステムはこういう思想で作られています」「このシステムだとこういう意味でこのワードを使っています」「ノンカスタマイズ状態でこういうことができます」といったパッケージの基本をパッケージ利用者(もっと絞ると要件定義参加者)に学んでもらいます。
これによって現行システムと新システムの違い(Gap)を把握してもらい、且つこの業務は新システムではこういうフローになるのかな?といったところをイメージしてもらいます。

というのがパッケージ教育をする目的。

次のフェーズで行う新しい業務フローを決めたりノンカスタマイズで行くところ、カスタマイズしなきゃどうにもならんところを洗い出したり
そういった要件定義を円滑に進めるためのシステムの基礎知識や思想を知ってもらうため行うものだったはずなんだけど、なんだかその目的とやってる内容両方がズレちゃってるような印象を持ってる。

問題点と思っているところとしては以下
・参加者が多すぎる(今教育すべきではない人が多く含まれている)
・教育の目的が伝わってない
・教育の内容が目的とあってない


まずは最初の参加者が多すぎるという点。
ベンダーからは基幹システムを触る人は是非パッケージ教育に出て欲しいと言われ、弊社ではほぼ全社員が基幹システムを触るということもあって都合つく方はできるだけ参加してくださいと全社的にアナウンスを出しました。
んで結果かなりの人がパッケージ教育に参加してくれていて、それはそれでありがたいことではあるんだけど、パッケージ教育の目的としては次フェーズの要件定義を円滑に進めるための基礎知識の習得だったはず。
であれば要件定義に参加する人だけにパッケージ教育をすればいいはずで、要件定義に参加しない、言ってしまえば出来上がったものを使うだけのエンドユーザーまでこのタイミングで教育したってあまり意味がないと思ってる。
今教育したって稼働するのはうまくいって2年後で、その頃には操作方法とか用語とか忘れてるでしょ。

次に教育の目的が伝わってないという点。
何度も書いてるけどこのパッケージ教育の目的は次フェーズの要件定義を円滑に進めるために基礎知識を身に着けてもらうこと。
なんだけど、パッケージ教育に参加しているほとんどの人が「自分たちは今後この教育内容で仕事をしていかなきゃいけないんだ」と思って教育を受けているみたい。
何度も書いてるけど実際の業務フローは次フェーズで考えることで、今やってる教育は弊社の業務フロー云々はまったくの無関係でノンカスタマイズだとこんなことが出来るシステムですっていうのを知ってもらうことが目的。そういったところで本来の目的と参加者が思ってることで乖離が発生してしまっている。
これは僕らがちゃんと伝えられてないっていうのも問題だし、そういった意図を酌めずに参加者を募ってしまったことも問題だと思ってる。

あと参加者が多すぎるって話とも繋がってくるんだけど、みんなが上記のように思って参加していて、一方でリモートでやることの難しさだったり、教育内容が現在の業務との乖離が激しくて理解が難しかったりで多くの人たちが新システムに対してアレルギー反応を示し始めてる。これも本当に良くないなと思っていて、そういう意味でももっと参加者絞らないといけなかったなと思ってる。

最後に教育の内容が目的と合ってないという点。
例えば受注登録をしますって内容であれば、受注登録をする際に必須で登録しなきゃいけないマスタの説明、実際の受注登録の操作方法の説明及びハンズオンって感じで進められるんだけど、マスタの説明も「こういうマスタがあります、別にこのマスタがどういう影響を及ぼすかは理解しなくていいです。こういうマスタがあるってことだけ知っておいてください」っていう内容で、且つマスタも当然全部を教えるわけではなく一部の代表的なものしか教えてない。
ハンズオンもその名の通り、「こういう受注が入ったと仮定して一緒に受注登録してみましょう。言われたとおりに操作してください」って内容で、そのサンプルもうちだとそんな受注無いよって内容だったりする。

要件定義に繋げるためだったら細かな操作方法とかこういう機能がありますとかそういう説明ってそれほど意味があるとは思えないし、「今日は受注登録のやり方を教えます」「今日は出荷の方法を教えます」ってぶつ切りにするんじゃなくて、「受注から出荷までこういうフローで流れていき、データはこういうふうに流れていきます」って話をしたほうがいいと思うんだよね。まぁそうなると概要レベルな雰囲気出しておきながらかなり細かな話になる気もするけれど。

今操作説明をしたところ意味あるのかなっていうのをすごく疑問に感じてる。


後はまぁベンダー側の教育環境の設定漏れとかでハンズオンも結構グダグダな感じになってたりっていうのもあって、パッケージ教育自体が全然上手く進んでないなぁと感じており、結果としてこのやり方を提示してきたこのベンダー本当に大丈夫か?このプロジェクト本当に大丈夫か?と非常に不安で夢でも仕事が出てきます。夜眠れてはいるけど数時間おきに目が覚めます。その一方で朝起きるの辛いです。
あ、朝起きるの辛いのはずっとだったわ。いつも10時くらいまで寝てたい。

あと大体午前中くらいは鼻水とくしゃみがやばいです。あと目やに、目のショボショボ感、喉のイガイガ感も終日やばいです。
何かのアレルギーですかね?耳鼻科行こうかなと思いつつ鼻水は午前中だけで病院行く頃には多少治まっているのでなんかすごく微妙な気がしてます。

最後ただの日記やん。

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