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イラストレーター”つっとん”さんと、美しい作り手さんのアトリエboe_2024年6月15日

めちゃくちゃかわいいクマのTシャツが抜群に似合っている方がいて、ガマンできずに声をかけたら、
つっとんさん、というイラストレーターさんのTシャツだと教えてくれた。
で、「いま個展をやっていますよ」とも。

もう1人の方が、これもよく似合っているストラップを指して
「これもそこで見つけたんですよ」
と、飲み込みの悪い私に丁寧に場所を教えてくださったので、帰り道に行ってみました。

教わったビルは、アンティークな雰囲気の、絵本に出て来そうな建物だった。
中に入り、噴水のような不思議な形をした階段を上ると、atelier boeさんというお店があった。

大きな窓からの見晴らしがいい、ほっこりくつろげる明るいお店で、お洋服やハンドメイドの雑貨などがおいてある。

なんでも、お店は夜はアトリエになり、そこで作っているのだそう。
生地屋さんで手に取ってみて、
「この生地なら、これを作ろう!」と閃くそうだ。
(この感性で会話する感じ、とっても好き!)

そして、お店の片側の真っ白い壁に、かわいいシルクスクリーンが展示されている。

オオカミ型の、つっとんさんの名刺もかわいい!(左手前)

ストーリーになっていて、1つひとつ見ていくと、自分の一面を認められず否定していた子が、ともに生きることを選択し、手を取ってひだまりの中に出て行き、生きやすくなるまでが描かれていた。

絵のタッチが魅力的で、あたたかい物語だった。

展示作品一の部(全てSNS公開許諾いただき済み)

さっき教えてもらったストラップも棚に並んでいた。

その中に、私の大好きなマゼンタピンクがあったので、その場でペンダントみたいに首に着けてみた。
作り手さんが
「まだ、袋から出したばかりで、たゆっとしてますが、すぐ馴染みますので」
とおっしゃった。

「たゆっとしてる」って素敵な響きで、なんとも癒される。

その方は信じられないくらい美しい、物語を感じるお名前の方だ。
ときに歩き疲れた旅人の命を救う美しい場所、みたいなイメージのお名前。
激しい当て字などではまったくなく、シンプルな漢字を組み合わせて、美しい風景を描いている。
日本語って素敵だなぁ、としみじみした。

お店を教えてくださった方々も、お店にいらした2人も、本当にやさしさが全身から溢れてる感じがした。
思えば、今日を通して、会った人たちは、全員そうだった。


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