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派遣から正職員に

過去記事にも書いたかもしれない

ダブルワークしてたり、

トリプルワークしていた

シングルマザー時代のこと


夜中のパチンコ店のパチンコ台と
スロット台を拭く仕事と

学校でのトイレ清掃を
やっていた

トイレ清掃は、27ヶ所もあって
重い清掃道具とモップを持って
学校内のトイレを掃除して回った

夏は、38度まで室温が上がり
熱中症になり、点滴を何回も受けた

冬は寒くて、手袋とゴム手をして
手首にカイロを貼って
便器に手を突っ込んで掃除した

時給860円

娘が精神障害で不安定だから、
長く家を空けられない

それが、正規職員になれない理由だった

娘が少し、落ち着いてきた頃だった。

トイレ清掃が、体力的にきつくて
春から教員免許を活かして
学校で今度は支援員になるべく
面接を受けた

もちろん、フルタイムではなかった、
15時には帰れる仕事だった

夜中のパチンコ店の掃除と合わせても
やはり、非課税世帯だけど、
体力的には、楽だと思って選んだ

その面接を受ける日に、
いつものように、学校での清掃をしていたら
学校の一番偉い人から、声がかかった

この学校の正職員になってほしいと。
職種は、図書司書。

私は、過去に十三年間、中学校や大学での
司書経験があった

春から、派遣で860円時給のパートから
学校職員になったのだ

勤務時間は、16時半まで。
娘が落ち着いてきたことと、
経済的困窮から抜け出す為に
決めたことだった

資格というものはとても強いと思った

資格があっても、娘の状態から
正職員の道を選べなかったけれど
状況が変わると俄然、資格が武器になる

教員免許、保育士、幼稚園教諭、介護福祉士、
図書司書、秘書検定2級など、

大学で取得したものと、
結婚してから、自学でとってきたものもある。

49歳にして正規職員になれたことは
これからの人生にとって幸いだった

娘が、障害者故、たぶん一生、私と一緒に
生きてゆくと思う。

お金を貯めるチャンスがきたのだ。
娘の為に1円でも多く、お金を貯めたい。

障害年金だけでは、苦しいから。

掃除のおばちゃんに声を掛けてくれて
正規職員にしてくれた、偉い人、
ありがとう。

1人仕事の学校司書は、それなりに
責任もあり、忙しいけれど
大好きな本に囲まれ、生徒とも触れ合える
仕事。

定年まで頑張ります。

資格を取ることについて、
また、今度、書こうと思います。

年収が300万上がった話でした。

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