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私がSNSアプリを作ろうと思ったのは- Homie誕生までのストーリー

はじめまして

初めまして、清水優也と申します。
私は現在、SNSアプリ、「Homie」をチーム7人で開発しております。
初めてのnoteでは、Homieについて、私たちの想いについて書いていこうと思います。

なぜSNSアプリHomieを作っているのか

僕は今大学4年生です。
高校まであったクラスという概念がなくなり、部活動がなくなり、「まとまり」がなくなりました。
私は大学2年生までラグビー部に入部をしましたが、度重なる怪我によって、退部することを決意して以来、特定のコミュニティに身を置くことがなくなりました。

そんな中で、私が多くの時間を浪費していたのがSNSです。Instagram、Twitter、Snapchatを交互に開き、身近な友達が何をやっているのかを確認し、同時にインフルエンサーの作ったコンテンツや、海外からはるばる渡ってきたおもしろ動画を確認する。
こういった動線で、1日に1時間、2時間、3時間と浪費していく日々を送っていました。(YouTubeを入れたら大変なことになる。。。。)

SNSは素晴らしいツールです。遠いところにいても友人と繋がれます。SNSは、臓器提供のドナー探しや、募金活動にも活用でき、沢山の人々を多方面に救ってきました。
しかし、私は思いました。1日に数時間もSNSに使うんだったら、見る前と見た後では相当何か自分に学びがあったり、プラスになっているんだろうなと。。。。

私がSNSの海を旅した後、携帯を閉じると、真っ暗な画面に映る自分は何か孤独そうな、寂しそうな、後悔をしてそうな顔をしています。

気づきと決意

そんな中で、私は友人と映画を観に行きました。映画名は伏せておきますが、とにかく内容はあまりにも陳腐で、映画中に思わずツッコミを入れたくなるくらいの出来でした(映画制作もコロナなどで大変そうなので、あまり強くは言えません)。
映画の後、横にあるクリスピークリームドーナツに入り、(どこの映画館かわかってしまいそうですね☺️)映画についての話に花を咲かせました。

自「あの映画色々とやばくなかった??」
友「まじでやばすぎた、普通に1500円返して欲しい」
自「なんでなんだろうね??」
友「日本の役者さんの演技力が原因なのかなあ。。」
自「それはまじでありそう、あとは先が読めすぎるプロットは面白くないのかもしれん」
… 

なんていう話をしていたら、1時間、2時間と、時間は経っていきました。
映画自体はもちろん二度と観たくない内容ではありますが、この後のアフタートークの私たちは大いに盛り上がり、幸せな時間を過ごしました。そうなると不思議なことに映画という体験そのものが、その後の友人とのおしゃべりが込み込みになったことで、満足度が爆上げしました、
最後にお互いが口を揃えて言ってたのは、
「またチープな映画観に行こう」という言葉でした。

私にとって友人とは

私は古くから、友達を大切にする方だとは言われますが、それは間違いないと自負しています。誘われたら基本的には了承をしますし、自分から友人に声をかけて、いろんなところへお出かけをし、思い出を残したいという想いがあります。
よく聞く言葉ではあると思いますが、「友達は財産」(オズワルドのM-1のネタでも、友達1人くれよというネタがありましたね)であると思っておりますし、自分に全てがなくなってもそばにいてくれるのが友達であると信じています。
今いる友達を大事にすることはもちろん、常に気の合う友人とは距離を詰め、友達を親友にしたいという想いで、友人とは接しています。

画期的なSNSへの着想

そして、私はSNSの無益な体験の積み重ねにより、SNSそのものに嫌気がさし始めました。
(※SNSに嫌気がさす理由は、実は他にもあります。記事をここに書いておきます。)
私は、大好きな友人達を、現行SNSの構造では、囲うことができないと考えたことから、狭く深く繋がる友達特化型のSNSを開発することを決めました。
目標としては、「10年、20年先も一緒にいられると確信できるような親友を増やし、安心した生活を提供することで、活力のある人生を送ってもらう」というミッションを掲げ、それをひたむきに支援をするSNSを開発することです。
そして、その着想をチームで練り始めました。

  • LINEをする友達って実はあんまりいない。

→急に会話を始めることって難しいよね。

  • Snapchatは、映えてないと送る気がしない。

→友達のBest Moment(最高の瞬間)しか結局把握できないよね。

  • そもそもInstagramで投稿をしなくなった。

→友達とインスタ上で深い繋がりを作るのって不可能だよね。

など、様々なSNSの問題点から、今起きていることを明確化しました。その結果、タイムライン上で会話の糸口を並べ、活発に会話ができるプラットフォームを考案しました。しかし、チームメンバーの1人が、こんな機能で本当に真に繋がれるの?という問いかけを行い、全員が自信を持ってうなずくことはできませんでした。

そこで、我々が辿り着いた結論、それは「会う」ことでした。

結局オンラインの会話では限界がある。既読や未読など、さまざまな要因が積み重なり、その友人と深く距離を詰められる機会は、オンラインでは少ない、という結論に至りました。
そして、友達と
その場の表情を
その場の雰囲気を
その場の熱を
その場の瞬間を
共有することがお互いの距離を縮め、一緒に思い出を残し続けることで、深い関わり合いが実現するということを、経験上から導き出しました。

まさに、前述したような、「陳腐な映画でも、大切な友達とそれを共有すると、宝のような思い出になる」ということです。

家で1時間、2時間、携帯を見つめるなら、いますぐ家のドアを開けて、友達に会いにいこう、一緒に思い出を残そう。

私はそう考えました。私たちの作るSNSは、そんなモーメンタムを生み出し、促進させ、定着させるために生み出されました。

Homieの誕生

頻繁に「会う」ことを実現するため、我々は友達に追加できる上限の数を25人に設定しました。それは、Homieで友達として追加するということが、「あなたと親友になりたい」という大切なメッセージを表しているからです。頻繁に会えるプラットフォームは、お互いがお互いを信頼し、人間としてアプローチしていきたいという前提があるからこそ、成り立つものであり、Homieではその環境づくりに終始するため、友達に追加できる数を制限することにしました。
そして、みなさんは頻繁に会いたいという友人がどれくらいいるでしょうか?
私を含め、開発者チームは10人程度でした。。トホホ。。
そしてその10人の友人は、一緒にやるアクティビティが似通ってきます。だからこそ、新しいアクティビティを思いついても、一緒にやる友達がいない。。トホホ。。という現象が起きるのです。
では、どうするか。

10人では少ない、気兼ねなく一緒に過ごせる友人を少しでも増やせるように25人にしよう

ということになりました。
親友の数に制限はありません。しかし自分の体は一つですから、100人、200人と親友を作るのは不可能であると考えています。しかし、その数を10人、20人、30人と増やしていけるようなポテンシャルを持ったSNSを作ることで、安心感を提供できるのではないかと思っております。

みなさまへのメッセージ

人間は生まれてきた時も1人、死ぬ時も1人です。
しかし1人では生きていけません。
人間は個々に幸せが宿るのではなく、関係性において幸せが宿ると、私は考えております。
Homieはそんな関係性を一つでも増やせるように、安心をその手に宿すために、これから世に放たれていきます。
皆さまに愛されるアプリになることを願って、日々機能を改めていきますので、これからもHomieをよろしくお願いいたします。

Homie代表 清水優也





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