見出し画像

マネーフォワード

about

個人向け家計簿アプリ「マネーフォワードME」と法人向け会計・人事クラウドが2本柱。主力の会計・人事クラウドは客数単価ともに増勢。中堅企業う向け新規獲得もできている。SaaS向けビジネスであり、重要指標は解約率であり、解約率も徐々に改善できている。また赤字が縮小するとともに、黒字化も視野に入れている。サブスクは広告宣伝費が重要であり、認知度は徐々に広がってきている。


競合分析

会計ソフト企業

まずはサブスク型大手であるfreee、鈴与シンワートが提供する勘定奉行、弥生会計、などがある。

今回は一番似ているfreeeについても比較していく。フリーは元google佐々木社長は生粋のエンジニアである。ニュースピックスの動画を拝見しましたが、戦略としてはAPIを使うことで他社との連携を重視し、効率化を図っている。しかし会計の実務が少ないためか税理士、会計士からの評価は高くない。freeeは今後も既存事業をもとに解約率の知恵化は進むとともに、皆生のデーターを利用し、法人向けクレジットカード事業にも参画してきた。今後の課題は使いやすさとともに会計人の評価向上であろう。

マネーフォワードの戦略



マネーフォワードは家計簿のデジタル化し、認知度を上げながら、法人向けサービスを展開してきた。マネーフォワードはOCRを利用し、レシートなどの読み込みから仕訳をするサービスはとても会計人からは公表である。またfreeeより使いやすいため今後とも成長アh見込めるだろう。ERPのサービスの拡充により既存顧客に訴求。後払い決済サービスは金融機関などとの連携を強化している。

二社ともにバックオフィス向けサービスが今後とも成長していくだろう。税理士の業界をAIが壊すといわれてきたが、AI、テクノロジーを使ったことにより税理士業務は減らない。あくまでAI、テクノロジーは税理士の補助、サポートにしかならない。

詳細分析

前年同期比42%の成長をしている。法人向け売り上げは前年同期比53%増と大きく成長した。法人数は前年同期の1.9倍個人事業主は3.1倍となった。やはりア確定申告時に新規は増加する一方解約率も上がる傾向がある。月平均1.4%の解約率と低い解約率で推移している。マネーフォワードMEは前年同期比29%の成長課金ユーザー32万人を突破。

新サービスを提供するために、多くの企業と連携している。ツクルバ、ライフネット生命、FPパートナー、SUSTENなどの企業と連携し、様々なサービスを提供している。

リスク

サイバー攻撃が増えている現状がある。フィンテックサービスをするうえで情報流出した場合業績に大きく影響するだろう。またサブスクモデルであるため、不祥事老が起きた場合解約率は急激に増えると想定される。ただそのリスクは低く、他の企業に比べサブスクリプションモデルであるため、業績は安定しているため健全に経営していける打王。

成長戦略

サブスクリプションモデルであるため、中長期的なキャッシュフローの最大化を重視。今後とも先行投資を続けていく。経営指標の健全性を堅持しながら実行している。また海外から新たに307億円相当を集めM&Aを実施していこうとしている。現時点14社をグループにしており、課金ユーザーは42万に超、ユーザー数を増やし続けている。バックオフィス業務の効率化は今後も続くであろう。また、コロナの影響で事務所に行かずともできるクラウド型であればテレワークを可能にした。今後もバックオフィス事業は成長していくだろう。また付随してほかのサービスとのクロスによる相乗シナジーを生み出していくだろう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?