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不登校児の尊敬する人

小学校6年生の息子は現在卒業文集を書いているそうです。

親が内容を確認しなくてはいけないとの事で、ようやく下書きが終わった文章を読んでみると、5年生の頃の担任の先生に対する感謝と尊敬が書いてありました。

実は息子、小学校低学年の頃から不登校になりました。学校を楽しいと思った事は5年生までなかったとも書いてありました。

5年生の担任の先生との出会いで少し変化があった息子の先生に対する気持ちがとても大きい事はわかっていましたが、そんな文章を6年生の担任の先生が添削してくれています。

母からは感謝しかない。

私がもし文章を書けば現在の先生に少し忖度をした内容になってしまう。

5年生の時の担任がとても良かったけど、今の担任も良いと書いてしまうような気がする。

私は周りの顔色をみるタイプ。

しかし、息子は忖度しない

今の担任の名前が全く出てこないから、これでいいの?と一応聞いてみたら、息子は「先生も良いって言ってたよ。だってこれ以上書くスペースないし」だって。

潔すぎる息子

母は今の担任の先生の少し寂しそうな顔を思い浮かべてしまいます。


息子は今の担任の先生も好きです。
確かに今の先生に対する事が書かれていないだけで、良いとも悪いとも書いていない。

息子の正直な気持ちを書いたら去年の担任の話になってしまっただけ。
去年の担任の先生がが小学校6年間の中で一番素敵な出会いだと。


息子の文章は本当に自分が書きたい事をそのまま書いた文章です。
親の私が内容を変更するのは少し違う気がしたので、漢字の間違いだけを訂正するように伝えました。

良い先生達に出会えて良かった。

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