見出し画像

筆者が選ぶ最強平成JーPOP21年史その2!

 筆者も大好きでお馴染み!関ジャム完全燃SHOW
ご覧になられている方も多いのではないでしょうか昨年放送のプロが選ぶ最強のJ-POP30曲というなんとも面白い企画に心惹かれ音楽ド素人である筆者の
JーPOP最強の30曲を出してからみよう!と思い
ランキングにしてみましたっ!
てな感じで本日は

筆者が選ぶ最強のJ-POP30曲その2!

前回のパート1をご覧になってない方は是非そちらを見てからっ!
てな訳でパート2!20位から11位まですっ飛ばしていきましょう!!
※なお、2000年から2021年の間から制定!

<第20位> チャットモンチー 「染まるよ」
★煙草の匂いが大人になった事を際立たせる!

元カレ、元カノを何で思い出しますか?
場所だったり、音楽だったりそして何より匂いが思い出を占めるスペースって大きくないですか?
使っていた柔軟剤だったり、香水の匂い。
そして本曲のテーマにもなっているタバコの匂い。
タバコで染まった彼、吸わない人からすれば嫌な匂い。でももしかしたら忘れたくない、
忘れられない匂いなのかもしれない。
それぞれに思い出がありますよね。

そんな切なさをボーカルの橋本絵莉子さんのブレス(息継ぎ)の少なさも目の付け所。
そして更には転調してより失恋の苦しさ辛さが伝わってくる歌声。表現力の塊です…
昨今では吸うスペースは小さくなり場所も限られている煙草というものがテーマのもの。
時代が変わって法律も変わって情景描写からモチーフになる事が減った一つのアイテムじゃないかと思います。

チャットモンチーは数年前に完結しましたが、ガールズバンドの系譜はしっかりSHISHAMOやHump Backへ繋がれたのです。

<第19位> DREAMS COME TRUE「めまい」
★日本が誇るシンガーの真骨頂ロングトーン!

美和さんの歌声はほんとに
素人…いやプロでも中々難しいレベルですよね。
個人的にはドリの曲を聴くとカラオケに行きたくなるんですよねぇ笑
いざ歌ってみると本家とのギャップに絶望するまでがセットですが笑(比べること自体失礼ですが…)

完全に自慢ですが実際に見に行ったコンサートで披露されて喜んだのを覚えています。そのコンサートは黄色のペンライトを入場前に貰って光らせて振る!っていう演出もあったんだけどほんとに集中して見ててあんまり振れなかった笑
だって目の前で高すぎるクオリティの歌声や演奏。
ポカーンと口開けて最強のユニット、最強の二人に
ただただ圧倒されてました。この曲に関しては説明不要の透き通ったロングトーンとくとご覧あれ!ってな如く。

お互いの仕事量がこのお二人ではなきゃ成立しない。日本音楽のトップシーンを走ってきた
DREAMS COME TRUEにとって2020年代は5つ目の年代(80年.90年.00年.10年)にあたる。
その都度パワーアップするWONDERLANDも見所。

<第18位> サザンオールスターズ 「彩~Aja~」
エンタメ前線を走り続ける枯れない泉!

サザンはまず先に言わせて頂くと78年デビュー以降常にエンターテインメントの前線を突っ走って80年、90年代と駆け抜け「TSUNAMI」が2000年にレコード大賞受賞と2000年代も
その後も「涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE」や
「東京VICTORY」更には桑田さんにおいてはソロ活動もあり何曲名曲を作れば気が済むんだ!って感じですね笑
そしてサザンファンを公言している僕も敬愛している爆笑問題の太田さんもこの曲について語っていました。

君がやがて誰かと恋に落ちたら
世界中の誰より幸福(しあわせ)になってくれ
一番大事な女性(ひと)へ
「さよなら」をプレゼント

サザンオールスターズ 「彩~Aja~」
作詞:桑田佳祐/作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ&片山敦夫/管編曲:山本拓夫

初恋の人が妊娠・気持ちの切り替え方というお話を番組内でされてた時にこのフレーズについて太田さんが言ってた事に感銘を受けました。初恋の人に対して別れてもまだ未練がある男の人について、

ほんとに好きだったら自分が好きな人が幸せになる事を嬉しいと思わなきゃ

爆笑問題 太田光 中京テレビ「太田上田」より 引用
※ニュアンスです…

これは世の男性にも見てもらいたい個人的神回だったのです笑
ほんとにこの歌詞を聴くと踏ん切りがつくというか
ハッとさせるフレーズで優しくなれるんだよなぁ。
この歌詞の意図を汲み取れたらもう一段男になれる気がしている笑

<第17位> BUMP OF CHICKEN「車輪の唄」
★物語を辿れば感じれる君のぬくもり。

タイトル通り車輪が回るように疾走感の裏で物凄くドラマの主人公みたいな物語が広げられている。
早回しの部分を上手く歌いたくて歌詞カードとにらめっこする日々が続いたせいかよく歌詞について考えるきっかけにもなった。何のために疾走しているか知った時にこの曲の意味がわかった。
序盤から(特に2番)は大きな比喩表現も無くて情景がぱっと目に浮かぶ。
初めて聴いた時にすぐにどんなシチュエーションなのか理解出来る。

その中で目に見える日常感がある中ただ一つ
「ぬくもり」という目には見えないワードが要所要所に描かれている。
でもそんな目に見えない「ぬくもり」さえ
この曲を聴けば本来歌詞を読むだけじゃ分かりえない肌感覚さえも自分の身体に宿る。

<第16位> 大塚愛 「さくらんぼ」
★まさに愛!ハッピー感満載の王道ラブソング!

その時代にしかないもの流行ったもので恋愛を例えるんじゃなくていつの時代も老若男女が知ってるさくらんぼだからこそ現代の子にも響く。
どんな時も対になる二人をさくらんぼで例えている可愛らしさやユニークも光る。

このクオリティの曲がデビュー前からあったという事実…才能に惚れ惚れしてしまう。
ピアノを長らくやっておられたり、音楽的にエリートではないかっ!と思う瞬間が沢山ある方なんです。着うた全盛期が更に火をつけ発売から19年経った今でも上の世代から下の世代まで皆を惹き込む大塚愛という存在。名前が愛であるように代表曲である「プラネタリウム」や「SMILY」「PEACH」など
哀しい曲でも楽しい曲でもアーティストとしての1本の愛という柱(オリジナルアルバムはLOVE○○というタイトルになっている)がブレない。
綺麗で可愛い天性の声。その声でいつまでも愛を歌って欲しいっ!

<第15位> 宇多田ヒカル 「花束を君に」
★偉大な母から受け継ぐ日本が誇るアーティスト

デビューした時からセンセーショナルだった事に違いはない。宇多田ヒカル以前以降で区別されるほど音楽史を変えた存在なのだ。
「Automatic」や「First Love」などいつの時代も様々な佳曲と共に時代に寄り添って来た。

その後、人間活動を経た宇多田ヒカル。
久しぶりに見たその姿はお母様にそっくりな気がした。朝ドラ主題歌にもなり毎日この曲を聴くことで朝を迎えていました。当然なのだが今までの作品よりも母になった宇多田ヒカルを感じる事ができる。
活動休止中に色んなことを経て、乗り越える事が容易い事ではない時間がかかっても忘れられないこともあったと思う。それでも歌うという事を続けてくれた事、ほんとに凄い事だと思う。
曲中にて注目すべき点は息遣い、いわゆるブレスもそうなのだがそれ以上に息をする音がはっきりと聴こえてくる箇所がある。
これは残された私が貴女の分までしっかり息をしてこれからも生きていく!という強い意思にも感じてならない。

一人の女性として
一人の人間として
一人のシンガーとして尊敬できる。

<第14位> 藤原さくら 「The Moon」
★彼女の唯一無二の心地よい声は一つの楽器!

2010年代に現れた新生の低音ボイスがまさに藤原さくら。女優業からアーティスト、声優の仕事など
マルチぶりを発揮しています。今クールもTBS火曜ドラマ「ファイトソング」に出演しています!
そして音楽作品ですが、英語で歌われてるものもあれば日本語の曲もあるのが藤原さくらさんの特徴ですが筆者はどっちも好きです。英語で歌っている「Super good」や「Dear my dear」も迷うほど好きです笑
最近だと「ゆめのなか」なんかも捨てがたい…

この曲もイントロから繰り返し流れてるエレピ?
がまたタイトルにもある月を想像させます。
その月が綺麗な月なのかちょっと薄汚れてて何か含みを持たせた月なのか曲が進むと明るみになります
コードの話をすればサビ前のFdim。これが更にムードを高めていく、、ディミニッシュについて1ブログかけるくらい音楽史において貢献度の高いコードなんだよなぁ笑 
綺麗な月の日も、雲で少し隠れた月の日も。
聴きながらふと月を眺めてみてはいかがでしょうか

<第13位> 欅坂46 「二人セゾン」
★デビュー作とはまた違う顔が見れる3rd Single

デビュー作「サイレントマジョリティー」が瞬く間に世間に認知されて途中色んな事があってほんとに
難しい、大変だった。この一言で語れるグループではないですよね。最初個人的には平成に現れた尾崎豊だ!ぐらいに思ってた。それも女性アイドルで皆まだ若くてそれもまたどこか尾崎豊の影を感じていた。僕と君が対見えない誰か、対大人を相手に歌うデビュー作とは違って「二人セゾン」では僕対君、僕と君との関係性がテーマであって二人の間柄を季節と結んで上手く表現されていてあぁこういった方面の曲も響かせられる力がある事が伺えた。

現在欅坂は櫻坂に名前を変え活動しています。
櫻坂46の楽曲も別のブログで取り扱う程カッコよくて大好きな楽曲が多いです!
今後コンサートで過去の欅坂の楽曲を演るかは分からないけれど確実に音楽の1ページに残る秀逸な名曲である事に変わりはないです。

<第12位> SEKAI NO OWARI「幻の命」
★全ての楽曲を輝かせるバンドのデビュー曲!

美しいピアノの旋律にスーッと入ってくる声。
強く生きよう、命は一度きりかない。
そういった頑張ろうという歌詞はこの世にごまんとある。最初にこのバンドを見た時他とは違う何かに気付いた。本曲にも出てくる「死んだ」という言葉。僕自身が多感な時期に聴いていたというバックボーン抜きに驚いた。なんて言ったってこの曲は記念すべきデビュー曲なのだ。もっとバンドが認知されてファンや世間と親密になってから生と死を歌うのがこれまでのレールだったと個人的には思う。

ただそれを一発目からやれるのがこのバンドで、
このバンドなりの生と死の伝え方なのだ。
人間避けては通れない死の存在から目を背けない。
他の曲もこれから新しく出す曲たちもこのデビュー曲がある事によって根本にある物の見え方が変わる気がする。

正解か不正解かは置いていてあくまで僕が
SEKAI NO OWARIというバンドをそう捉えて見てるだけなんですけどね。

<第11位> Mr.Children「Hallelujah」
★歌詞そのものがまさに一つの文学作品。

敬愛するMr.Childrenからまずこの曲を選ばせて頂きました。どの曲も思い入れがあって30曲全部Mr.Childrenになってしまってもつまらないので笑
ほんとに桜井さんの作品は歌詞だけで一つの文学作品を読んでいる感覚に陥る。例えばこの歌詞、

僕は君を不幸にはしない
Mr.Children「Hallelujah」より引用
作詞作曲 KAZUTOSHI SAKURAI

君を幸せにするよと言うのではなく不幸にはしない
この一行に桜井さんらしさを感じるのは僕だけでしょうか…?
桜井さんは愛や幸せという目に見えないものをどう捉えていて俯瞰的に見ているのか、聞いてみたい。

※この曲、発売は2000年なのですがデモ状態ではありますが世に披露されたのは1999年なんですよね…ただまぁ一部歌詞が変わったり完全体、完成品は2000年なのでランクインさせています。

次回予告!

筆者が選ぶ最強平成J-POP30曲!その3
ということでお次はランキング10位から3位までに
なっています→続

※全て筆者の独断と偏見でお選びしており、
解釈などは筆者の考えであり、
また違う考えをお持ちの人が居ると思います。
是非そちらの世界観のお話も伺いたいと思っています。

※なるべく自分の言葉で表現をしているつもりですが意見・批判等ありましたらお述べください…
また誤情報や誤字脱語があればそちらも…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?