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小旅行 天橋立①

京都駅から特急列車で約2時間。
日本三景の1つ、天橋立に行った時の記録。
(股のぞきしてません、すみません)


私は生まれも育ちも京都市内だが、父方の田舎は丹後地方。

そんなわけで幼い頃に何度かは行った天橋立。
何年か前にも、チョロっと立ち寄った経験はあったけれど、その程度。

海水浴場と、文殊菩薩さんのいはるお寺と、廻る橋があったよなあ、、と相変わらず下調べもないまんま、ふらっと簡単な日帰り旅をしてみた。

ちなみに今回の1番の目的は、元伊勢籠神社と真名井神社の参拝です。
ごめん、根がスピ系女子やから許して。


ヘタな写真で恐縮だが、京都駅から「はしだて3号」10:25発に乗る。
9月の平日だからかガラッガラです。

しかし私はグリーン車の1人掛けに座る。
好きやねん。ゆっくりと電車に乗るのが。
他人に言わせると軽い乗り鉄だそうです。

頭の枕が柔らかくって大変良い座席やった。
コンセントあるから携帯の充電もOKやし。
素敵快適。グリーン車、最高。
次行く時にも、絶対これに乗るわー。


乗車すること2時間。
どんどんと、のどかな風景になってって。

途中の大江駅。お天気で田んぼが眩しいわ。
ここに住んだら、どんな生活になるんかな、などと妄想しつつ。


12:34 天橋立駅着。
この到着時間、なんか覚えやすくて良いなあ。

駅前には、ややオサレなカフェがいくつか出来ていた。スゲエ。何年か前はなかったよ。
カフェって文化やなあ。

それだけで、人が来やすいムードを作るよね、などとカフェ好きでもないクセに感心しつつ、文殊堂への参詣道に入る。


ここらは昔からのお土産屋さんメインストリートだが、まあそんなに賑やかでもない。
海水浴シーズン過ぎたしな。
あともしかして水曜は休みの店が多いんかも。

地味でシブい。
私は待つのとか嫌いなので丁度いい風情。


突き当たりに智恩寺・文殊堂。立派な門です。

小さな頃に初詣で来たなあ。
つかなんでお寺へ初詣に来たんやろ。
ウチの人ら、まあまあ謎やな。
籠神社の存在、知らんかったんやろか。

三人寄れば文殊の知恵、お線香の煙を頭にかけたら賢なるで、なんて言われて子供心にかぶったりしたけれど。
この程度にしかならんかったということは、ご利益は微妙かもしれません(何を言うか)。


さて、文殊堂のすぐ横にフェリー乗り場。
そこからフェリーで籠神社まで向かいます。
かの有名な松並木を歩いても行けるけど、3キロとかあるみたいやし、ダルいやん?

ちなみに地図で見るとこんな感じなの。
小さな橋はあるけれど、向かいの地区まで、ほぼほぼ道が繋がってるねん。
ほんと、不思議な地形やねえ。

フェリーは1時間に2本。約12分で着くよ。
往復で1000円。

ちなみにモーターボートみたいなんで個別に行くことも出来る。
しかし小さいのにかなりのスピードと強風なので、恐がりさんにはおススメしません。

いずれの船もレンタサイクルと合わせたプランとか出来ていて、なるほど、向こうでチャリに乗ったり帰りはチャリで戻ってきたり、とかも出来るようになったみたい。
それも良さそう。また次回は考えてみよう。


フェリーはのんびりしていて、よい感じ。
餌付けされてるのか、たくさんのカモメが一緒に飛んで来てくれて可愛くって楽しい。


あっという間に向かい岸へ着いて、数百メートル歩けば籠神社に着く。

天橋立駅から徒歩→船→徒歩やけど、
なんか近くて楽しくて直ぐって感じ。
お手軽感が好きな方にはかなりオススメです。


こちらは元伊勢と呼ばれているそうで。
神様がお伊勢さんへ移らはる前にいらした場所らしく歴史が古いらしい。由緒正しいらしい。
小さめやけど綺麗で立派です。

ここからは撮影禁止。

特に大きな階段もなく、ご年配の方も比較的お参りしやすそう。観光バスでいらしてたよ。


お祈りの時ふと思い出したことには、祖父は自分で作った会社に、この辺りの地名をガッツリ入れていたなあ、と。
そして祖母も最期はこの近くの病院で亡くなっていたなあ、と。

彼らが住んでいた場所からは少し距離があったし、生前どの位こちらまで来たことがあるかも分からないのだけれど(田舎のお年寄りってほとんど出歩かへんやん)、でもきっとこの辺の土地の神様に随分お世話になったのだな、と思った。

そこで、めずらしく何かしら願うこともせず「××の孫娘です。一族がこの地域で大変お世話になり、ありがとうございました」と御礼をのべる。
そんなわけで自己満足により気分良くお参りを済ませる。
まあ、気分が良いって大事やで。バシャールもエイブラハムも言うたはるやん。そんなよお知らんけど。


さて、この後は籠神社の駐車場を抜けて、奥宮の真名井神社へ向かうことにする。

長なってきたし、②に続く

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