見出し画像

テンプラーナ早期介入療法について

テンプラーナ早期介入療法とは、顔、手、足のリフレクソロジー等から身体へ働きかける療法である。

リフレクソロジーって、反射区のところへ刺激を与えることで本来の機能のところへ働きかけることが出来るという考え方に基づいていて、普通に考えるとちょっと謎で、しかも今は巷で足ツボのサロンとかが溢れているから手垢がついて感じられるけれど、本格的なものは、ここまできている。

この療法による変化が現れるのに向いている状態とさほどでもない場合もあるとは思うけれど、脳への働きかけで結果が出そうな状態の方へは特に良いだろう。


また、こちらの療法のさらに素晴らしいところは、セラピストからそのやり方を習って、オウチで家族が相手にやってあげられる作りにもなっていること。

障害のある子供さんのいる家庭なんかで両親の手で施術が出来るシチュエーションなんて、ハマれば親子ともに相当な恩恵がありそうだなあと思う。


以前、友人のセラピストからやり方を教えてもらって、末期ガンの母に毎日ホスピスで施術をした。
やり方自体は難しくはなかった。ただ毎日、何十分か施術をするって、面倒に感じることはあったけれど。

それでも、どうしようもなくて見つめているだけではなく
「やってあげられることがある。しかも変化も出るかもしれない」
これが、当時どれだけ私の心を救ってくれたことか。

そして母も意識のある間はいつでも受けたがってくれていた。

あまり仲良しではなかった母娘にもたらされた今から思えば良い時間だった。


とは言え、我が家のケースでは、大きな手術もした結果もはや手の施しようもなくなった段階という、残念ながらこの療法の得意な状態からはもう程遠かったよなと思う。

それでも友人が忙しい最中メソッドを惜しげもなく教えてくれたことはありがたく、出来ることはやってみようと行なったところ、母は昏睡状態となってからも医師の診断より10日以上長く生き、病床に来たお医者さんが「何故ここまでもつのかわからない、奇跡です」と仰っておられた。

私はひっそりと「この施術が関与してるな」と感じていて、もっと早い段階で取り掛れていれば、もっといろんな変化や違う結果も現れていたかもしれないな、とも思った。

そしてこんな方法もあるって広まるといいなあ、必要な人に届くとよいなあ、と今も思っている。


ちなみにそこまで本格的な病気ではないしちょっと自分が受けたいな、みたいな人は、この療法のベースとなっているソレンセン式フェイシャルリフレクソロジーを受けると良いよ。


以下、関連本。

気軽にセルフで試してみたい時にオススメ



こちらセラピスト向け


これからも折に触れ、いろんなボディワークや、エネルギーワークのことなんかも書いていけたらと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?