見出し画像

理想の母象は40年揺るがずいます

この記事は偏差値70の高校に入学した息子を持つ母の、汗と涙の泥臭い子育ての日常を幼少期からご紹介するものです。 また子供の成長に合わせてその時々の参考にした先生方の本も紹介もしております。ご紹介する先生方の意見を参考にしつつ乗り越えてきたエピソードを面白く、時には甘酸っぱく?ほろ苦く?書けたらいいなーと思っております。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m


【この記事は7分で読めます】

一人の母親は百人の教師に勝る

「ユダヤ商法」の中でマーヴィン・トケイヤー氏は次のように述べています。「日本では学校に対する信仰が強すぎるのではないだろうか。学校は親に子供の教育の手抜きをさせるために存在するのではない。」
ズバッと耳が痛いです。
 また「日本では人づくりが行われていないのではないだろうか。それより受験生を育てていることに注力が注がれている。受験生づくりと人づくりは全く異なったものだ」とも
 家庭教育と学校教育とは根本的に異なるものです。しかしご指摘通り、我が国の親たちは子供教育に関して、心得違いをしているような気がしてなりません。
   「元気玉」より抜粋


これは私も耳が痛いと感じてしまいます

初めから偏差値の高い高校へ入学させるために

幼少からいろんなことをしてきたわけではないですが

中学に入ったころからは かなりこれよりの考えに

移行していたように思います

ですが一時 登校拒否になりかけた息子に対して

「そんなに体調悪いなら 学校行かなくてもいいよ」

と言えた私は この限りではなかったと思います

その後どうするつもりだったかは

その時の私に聞いてほしい と思ってしまうほど

ドキドキの一言でしたけど( ;∀;)


私の理想の母親


私には子育てを始めた頃から

こんなお母さんになりたいと思った理想像があります

その人とは会ったこともなければ 見たこともありません

ではどういう人なのか お話ししたいと思います

その人はズバリ小学校4年生の時に同じクラスだった

М君と言う男の子のお母さんです


ある日何かの授業で М君が手を挙げて発表していたのを

今でもはっきり思い出します

彼は多分1番廊下側の前から4番目の席だったと覚えています

そして発表した内容が

僕のお母さんは僕の嫌いなものは 

大好きなものに混ぜて料理してくれます

例えば僕はひじきとピーマンが嫌いなので

ハンバーグの中に混ぜてくれたり

僕が嫌いなものでもちゃんと栄養が取れるように

そうやって工夫してくれるお母さんのことが大好きです

そう言って発表終わって座るところまでが

今でも映像で思い出されます

これを聞いたときのショックたるや( ゚Д゚)

それはもうほんとに雷が落ちたような驚きでした

うちの母親とは真反対の人がいるんだなと

ひじきって家で作れるもんなん?

小さく刻むってどういうこと?


私の母はカレーすら作れるような人ではなく

基本料理が苦手な人でした

私がお友達の家でカレーごちそうになったから

家でもカレーを作ってほしいとお願いして

初めて新しくレパートリーになったのは確か

私が小学校2年生位になった頃だと思います

それまでカレーを食べるというと レトルト1択でした

なので家でまめに食事を作れるお母さんがいるって言うことが

1番のそのショックだったこともありますが、

さらに子供用に工夫してくれてるって言うところが、

私には感動ポイントでした(@_@)


もともとМ君は賢い男の子でしたが

その賢さが発揮され出したのは小学校6年生の時でした

当時学年でオセロ大会と将棋大会っていうのをやったんです

その時の将棋チャンピオンになったのがそのМ君でした

私は将棋に関しては興味がなく

そのM君たちが一緒になって将棋をやっていることも関心なかったので

遠くの方から眺める程度でした

でもやっぱりМ君の周りにいた男の子たちは

みんなそれぞれ偏差値60以上の高校には進学していました

そして何よりM君はその後私立中学校に進み

現在はお医者さんとして職につかれています

高校に入った頃には夜中3時まででも電気が消えないと言う

М君のご近所ではもっぱら有名な話でした

こんなことで 私は会ったことも見たことも話したこともない

そのM君のお母さん像を全うしたいと言う気持ちが

いつも心のどこかにあります

そんな思いでも含めて ユウには将棋をさせたかったんだと思います

私の我がままにつき合わせたのかもしれませんが

結果ユウは今でも スマホで将棋をやってます 

すごい好きです(*^-^*)よかったー


子供の口はこわい?!


M君のように 子供は親のそういうところを

自分たちのテリトリーで話しています

そして比べられています( ;∀;)

子供たちは私たち親の 良いも悪いも 話しているんですよ

そこで自慢の母親になるのか否か?考えただけで恐ろしい(*_*;

ユウなんか今でも私と話すことが嫌じゃないので

普通になんでも話します モモも当然話します

子供たちの口を通して その親御さんのありとあらゆることを、、、


だからという訳ではありませんが 

私は良いお母さんを演じてみようと思って

今日まで来たような気がします(格好ついてるといいな(^^;))

ただただ 応援するだけの母です ダメ無理は言わない母(^^;)


大人になって知り合った ある男性の言葉ですが

俺のオヤジはいつも家に居なかったから 
お父さんってどうしていいか分からへん

とか言いやがる(>_<)

家に居なくても サザエさんのお父さんなら毎週日曜日に会えただろう

田村正和さんが何度お父さん役でドラマに出ていたか?

あなたのお父さんは一人しかいないけど

世の中にお父さんと呼ばれてて 

お手本になり得た人たくさんいたはず

それなのに 逃げ言葉としてそんな言いぐさ、、、


子育てから逃げるのは簡単かもしれません 一時はね

だけど必ず返ってきます 全部返ってきます

そう「ミステリと言う勿れ」で整君が言ってくれてました

本当にそうだと思います 絶対にそうです(>_<)


私は理想のM君ママ目指して

カッコいい母やりたかったんだと思います

この15年 私の子育てが100点だとは思っていません

だけど子供が描いたストーリーはいつでも素敵でした

ある時はプロ騎士!ある時はノーベル賞受賞者!ある時はパイロット!

その度 君ならなれる!頑張ればなれるよ!

を言い続けました(*^-^*)

レパートリーなんていりません この2つあれば子供は喜んでくれます

どうかこの 君ならなれる!頑張ればなれるよ!

だけでいいので 子供を応援してほしいです


ユウは次何になるって言いだすのかな?

その日のために

君ならなれる!頑張ればなれるよ!

を練習するイル子でした(#^^#)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?